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大分県の主要地方道
作成 2022年1月15日
更新 2024年10月14日
【ショートカット】
1-10
大分県道1号豊前万田線
豊前万田線(撮影場所:中津市万田)
- 起点:大分県中津市高瀬(県境)
- 終点:大分県中津市万田(国道212号・大分県道663号万田四日市線 / 新万田交差点)
- 接続する隣県:福岡県
- 実延長距離:1,516m
- 走行難易度:★
-
解説:福岡県京築地方と大分県中津市との県境を、一級河川の山国川を渡って行き来する路線の一つ。中津市郊外の万田地区への最短ルートとなっている。以前は終点付近に県道標識が残されていたが、後に撤去。……返せー!(涙)
大分県道2号豊前耶馬渓線
豊前耶馬渓線(撮影場所:中津市耶馬渓町柿坂)
- 起点:大分県中津市耶馬渓町川原口
- 終点:大分県中津市耶馬渓町柿坂(国道212号)
- 接続する隣県:福岡県
- 実延長距離:11,897m
- 走行難易度:★★★
-
解説:中津市と合併する前の旧・耶馬渓町で完結する主要地方道。路線名から察する通り、隣の福岡県との県境が起点となるが、福岡県側も含めて県境付近の整備が一切行われておらず、川原口・津民・柿坂地区の生活道路として扱われている。
大分県道6号日之影宇目線
日之影宇目線(撮影場所:佐伯市宇目木浦内)
- 起点:大分県佐伯市宇目木浦内(県境)
- 終点:大分県佐伯市宇目南田原(国道326号 / ととろ入口交差点)
- 接続する隣県:宮崎県
- 実延長距離:17,373m
- 別称・道路愛称:杉ヶ越
- 走行難易度:★★★★
- 解説:宮崎県との県境に接する杉ヶ越隧道を起点に、佐伯市宇目の西側にある山間部を通る主要道。一部区間で線形改良が施されている他は、一貫して離合困難な狭隘道路だらけ。峠の麓にある木浦鉱山は、1999年までスズ・ナマリなどを採掘していたとされる。また、宇目南田原地区の旧道沿いには、「ととろ」と書かれたバス停があり、となりのトトロファンの聖地にもなっている。
大分県道7号緒方高千穂線
緒方高千穂線(撮影場所:豊後大野市緒方町下徳田 / 新赤川トンネル)
- 起点:大分県豊後大野市緒方町上自在(国道502号 / 原尻の滝入口交差点)
- 終点:大分県豊後大野市緒方町尾平鉱山(県境)
- 接続する隣県:宮崎県
- 実延長距離:31,136m
- 走行難易度:★★★
- 解説:豊後大野市発足前の旧・緒方町内を縦断する主要地方道。序盤は原尻の滝などの名所を通りつつ、上冬原地区までは生活道路の安全性向上を目的に、線形改良化された2車線道路が続いている。それより南側は未改良で、県境となる尾平峠までは険しいワインディングが連発する典型的な山越え路線。
大分県道8号竹田五ヶ瀬線
竹田五ヶ瀬線(撮影場所:竹田市九重野)
- 起点:大分県竹田市会々
(国道57号・国道442号・大分県道47号竹田直入線 / 竹田市会々七里交差点)
- 終点:大分県竹田市九重野(県境)
- 接続する隣県:熊本県
- 実延長距離:22,459m
- 走行難易度:★★★
- 解説:序盤は竹田市中心部(岡城下)を通る迷走ルートで、案内標識が殆どない上、車1台分しか通れない隧道が随所にあることから、通過するだけで一苦労する。岡城下の南側は片側1車線で通行できる箇所もあるが、県境に近づくにつれて離合が難しい山間道路となる。当路線の終点は宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町だが、その手前で熊本県阿蘇郡高森町を通るため、大分県側は熊本県と接する形を採る。
大分県道9号日田鹿本線
日田鹿本線(撮影場所:日田市中津江村合瀬)
- 起点:大分県日田市南元町(国道386号・大分県道48号日田玖珠線 / 元町交差点)
- 終点:大分県日田市中津江村合瀬(県境)
- 接続する隣県:熊本県
- 実延長距離:47,236m
- 走行難易度:★★★★★
-
解説:合併前の旧・日田市中心部から前津江町を経て、中津江村の県境に至る路線。途中の日田市街~旧・大山町までは、国道212号重複と経路変更に伴う旧道が混在している。前津江町にある椿ヶ鼻ハイランドパーク付近と中津江村との間は林道のような整備に近いダートだらけで、標高の高い九州山地をグネグネと結んでいることから、無制限通行規制が生じる始末。中津江村区間も狭隘区間だらけだが、こちらは隣の熊本県側へ抜けられるよう、一定の整備は行われている。全線走破を試みる場合は、相当の度胸と覚悟が必要。ダートに耐えられる車でなければ絶望的である。
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11-20
大分県道11号別府一の宮線
別府一の宮線(撮影場所:由布市湯布院町川上)
- 起点:大分県別府市汐見町(国道10号・国道500号 / 九州横断道路入口交差点)
- 終点:大分県竹田市久住町久住(県境)
- 接続する隣県:熊本県
- 実延長距離:65,256m
- 別称・道路愛称:九州横断道路・やまなみハイウェイ
- 走行難易度:★★★
- 解説:別府市から湯布院・九重を経て、竹田市久住町に至る主要道。「やまなみハイウェイ」の異名を持つ九州横断道路の一部で、道中には鶴見岳・城島高原・由布岳・由布院温泉・九重連山といった絶景・温泉スポットを数多く抱える。九州におけるドライブ・ツーリングの定番ルートだが、由布市の一部区間はやまなみハイウェイにそぐわない狭隘区間が存在する(r216・国道210号で迂回できる)。
大分県道12号天瀬阿蘇線
天瀬阿蘇線(撮影場所:日田市天瀬町出口)
- 起点:大分県日田市天瀬町桜竹(国道210号)
- 終点:大分県日田市上津江町上野田(県境)
- 接続する隣県:熊本県
- 実延長距離:34,834m
- 走行難易度:★★★★
-
解説:日田市と合併する前の旧・天瀬町を起点に、中津江村を経由して、上津江町と熊本県阿蘇市の県境に至る路線。実際には熊本県側と隣接した場所を通る傾向にあり、天瀬・中津江区間にある松原ダム・下筌ダムでは、堰堤を通じて隣の熊本県小国町へ一時的に移動する。
大分県道16号吉富本耶馬渓線
吉富本耶馬渓線(撮影場所:福岡県築上郡上毛町原井)
※大分県側は極端に距離が短いため、ワザと福岡県側から山国川を撮影。
- 起点:大分県中津市本耶馬渓町樋田(山国川・県境)
- 終点:大分県中津市本耶馬渓町樋田(国道212号・大分県道44号宇佐本耶馬渓線)
- 接続する隣県:福岡県
- 実延長距離:167m
- 走行難易度:★
- 解説:本耶馬渓町(青の洞門最寄り)にある山国川橋の中間点と、すぐ先にある国道212号・宇佐本耶馬渓線との交差点までの、ごく僅かな距離が対象。実質、全域が福岡県道と解釈されている。
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21-30
大分県道21号大分臼杵線
大分臼杵線(撮影場所:大分市三芳)
- 起点:大分市金谷迫(E10東九州道・大分IC / 大分インター入口交差点)
- 終点:大分県臼杵市末広(国道217号 / 末広橋先交差点)
- 実延長距離:
(バイパス)2,134m
(現道合計)20,371m
- 走行難易度:★★★
- 解説:大まかに分けて、「大分市内区間」と「臼杵方面へ向かう峠越え区間」の2系統に分かれる。
大分市内区間は、起点でE10東九州道・大分インターと直付けしており、JR大分駅そばを通って、鶴崎地区の郊外を通る幹線道路。鶴崎郊外以南は大分宮河内インター付近でE10東九州道に並行しつつ、離合ややや困難な九六位山の東側にあたる峠を越え、末広川に沿って臼杵市中心部の近くに到達する。臼杵方面の短絡ルートのように見えるが、峠を越すに難を要するため、東側にある臼坂トンネル経由の方が圧倒的に便利。
大分県道22号大在大分港線 NEW
大在大分港線(撮影場所:大分市新貝)
- 起点:大分市大在(国道197号 / 角子原陸橋南交差点)
- 終点:大分市生石(国道10号 / 西生石交差点)
- 実延長距離:16,367m
- 走行難易度:★
- 別称・道路愛称:40メーター道路・産業道路
- 解説:大分市東部に位置する大在地区から別府湾沿いを経由して、大分港に近い国道10号に至る主要地方道。並行する国道197号が狭隘な市街地を通るため、同路線の迂回路としての役割が強いだけでなく、周辺に石油コンビナートや製鉄所といった重工業が多数立ち並んでおり、大分市街の大動脈として幅広く使われている。
不自然に広い中央分離帯が所々にあるが、以前はその地に路面電車が通っていたという。また、大野川を渡る大在大橋の部分は、2010年11月末まで大分県道路公社が管理する有料道路として供用されていた。
大分県道23号中津高田線
中津高田線(撮影場所:宇佐市長洲)
- 起点:大分県中津市豊田町(大分県道113号中津豊前線・大分県道110号東下中津線 / 中津市豊田交差点)
- 終点:大分県豊後高田市新地(国道213号・大分県道34号豊後高田安岐線 / 新地交差点)
- 主な通過点:宇佐市
- 実延長距離:28,071m
- 走行難易度:★★
-
解説:中津市と豊後高田市の間を、周防灘沿いの海岸線に沿うようにして通過する主要地方道。概ね、全線通じてJR日豊本線と並行している。集落が大きく分散している宇佐市のうち、いわゆる柳ヶ浦地区は、この主要道経由が便利。
大分県道26号三重野津原線
三重野津原線(撮影場所:豊後大野市大野町中原)
- 起点:大分県豊後大野市清川町臼尾(国道502号)
- 終点:大分市今市(国道442号 / 今市交差点)
- 実延長距離:24,624m
- 走行難易度:★★
- 解説:路線名では豊後大野市発足前の旧・三重町を起点としているが、実際には旧・清川村から路線が始まる。序盤は大野川水系の名所・沈墜の滝を目がけて西に進み、そばまで来たら北上して旧・大野町を通り、つづらが連続する四辻峠を超えて、終点の旧・野津原町を目指す。起点と終点、どちらも中九州横断道路へアクセスできるように勘案されており、接続に合わせて大部分でバイパス化・線形改良工事が実施されている。
大分県道27号耶馬溪院内線
耶馬溪院内線(撮影場所:中津市耶馬溪町深耶馬)
- 起点:大分県中津市耶馬溪町深耶馬(大分県道28号森耶馬溪線)
- 終点:大分県宇佐市院内町斎藤(国道387号)
- 実延長距離:16,250m
- 走行難易度:★★★
-
解説:「深耶馬溪」と呼ばれる耶馬渓地区を起点に、東西を結んで宇佐市院内町に至る路線。宇佐方面から深耶馬渓へ向かうショートカットルートだが、耶馬渓一帯の深い山あいを通る影響で、全線通じて離合が難しい。
大分県道28号森耶馬渓線
森耶馬渓線(撮影場所:中津市耶馬溪町新耶馬)
- 起点:大分県玖珠郡玖珠町森(国道387号)
- 終点:大分県中津市耶馬溪町柿坂(国道212号・国道500号 / 柿坂歩道橋交差点)
- 実延長距離:21,576m
- 走行難易度:★★
-
解説:玖珠町中心部(森地区)から、名所・深耶馬渓を経由して、山国川沿いの国道212号に至る主要道。深耶馬渓一帯は秋の観光地として定番となっており、周辺の渓谷も含め、一種のドライブコースになっている。終点間際で山国川支流のダムあり。
大分県道30号庄内久住線
庄内久住線(撮影場所:竹田市直入町長湯)
- 起点:大分県由布市庄内町大龍(国道210号 / 大龍交差点)
- 終点:大分県竹田市久住町久住(国道442号)
- 実延長距離:
(現道)29,408m
(旧道)1,488m
- 別称・道路愛称:ぐるっとくじゅう周遊道路
- 走行難易度:★★
- 解説:由布市庄内町と竹田市久住町を結ぶ主要地方道。ほぼ全区間に渡ってバイパス化・線形改良が施されている。旧・直入町の中心部には道の駅ながゆ温泉が設けられ、施設内にある公衆の長湯温泉に浸かれる。芹川ダム周辺は付け替え道路が整備されているが、一部は龍原挾間線との接続を理由に旧道が残されており、当該部分は庄内久住線の指定を受け続けている。
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31-40
大分県道31号山香国見線
山香国見線(撮影場所:杵築市山香町広瀬)
- 起点:大分県杵築市山香町広瀬(国道10号 / 溝口交差点)
- 終点:大分県国東市国見町伊美(国道213号 / 双国校南交差点)
- 主な通過点:豊後高田市
- 実延長距離:
(現道)37,294m
(旧道)1,980m
- 走行難易度:★★★
-
解説:国東半島を南北に貫く主要地方道で、海抜が720mにも達する両子山を経由して、杵築市山香と国東市国見を連絡し合う。その性質上、終始、傾斜の大きい坂道とカーブが連続する。両子山周辺は別の一般県道と相互連絡ができる。
大分県道32号別府停車場線
別府停車場線(撮影場所:別府市北浜)
- 起点:大分県別府市駅前町(JR別府駅)
- 終点:大分県別府市北浜(国道10号 / 北浜交差点)
- 実延長距離:475m
- 接続するJR駅:日豊本線 / 別府駅
- 別称・道路愛称:別府駅前通り
- 走行難易度:★
-
解説:別府駅と国道10号を結ぶ主要地方道(停車場線)であり、県道標識は一切設置されていない。周辺は別府温泉街と、駅前特有の繁華街が多数立ち並ぶ。
大分県道33号臼杵停車場線
臼杵停車場線(撮影場所:臼杵市福良)
- 起点:大分県臼杵市海添(JR臼杵駅前)
- 終点:大分県臼杵市福良(国道217号・国道502号 / 土橋交差点)
- 実延長距離:2,509m
- 接続するJR駅:日豊本線 / 臼杵駅
- 走行難易度:★
-
解説:臼杵駅前を起点に、臼杵城跡を外回りに囲むようにして国道217号・502号に至る路線。駅前をはじめ、沿線には城下町ならではの街並み・行政機関が形成されている。愛媛県にある八幡浜港へ向かうフェリーのりばも、この県道沿いにある。
大分県道35号三重弥生線
三重弥生線(撮影場所:佐伯市弥生山梨子)
- 起点:大分県豊後大野市三重町市場(国道326号・国道502号)
- 終点:大分県佐伯市弥生上小倉(国道10号 / 弥生振興局入口交差点)
- 実延長距離:41,873m
- 走行難易度:★★★★
- 解説:豊後大野市三重町と佐伯市弥生を結ぶ主要地方道だが、三重町松尾地区~佐伯市本匠堂ノ間までの区間は、路肩ヨレヨレな離合不能区間が連続する、主要道似合わずな狭隘道路。佐伯市側では番匠川と並走しており、素掘りの仏座隧道そばに旧・本匠村名物の大水車がある。
大分県道36号佐伯津久見線
佐伯津久見線(撮影場所:津久見市津久見)
- 起点:大分県佐伯市上岡(国道217号 / 脇排水機場前交差点)
- 終点:大分県津久見市門前町(国道217号)
- 実延長距離:18,160m
- 走行難易度:★★
- 解説:佐伯市と津久見市の間を峠越えする主要道。佐伯インター近隣のロードサイド店舗周辺のみ片側2車線である以外、片側1車線道路となっている。並走する国道217号が佐伯市上浦の海岸沿いへ大きく遠回りするため、ショートカットとして愛用する地元民が多く見られる。E10東九州道に並行しており、高速道路が出来る前はこの道路で迂回していた。
大分県道38号坂ノ市中戸次線
坂ノ市中戸次線(撮影場所:大分市宮河内)
- 起点:大分市坂ノ市中央(国道197号・大分県道504号坂ノ市停車場線)
- 終点:大分市中戸次(国道10号 / 中村交差点)
- 実延長距離:
(現道)14,489m
(旧道)5,880m
- 走行難易度:★★
- 解説:大分市東部の坂ノ市地区と、南部の中戸次地区を結ぶ主要地方道。序盤の坂ノ市地区は造成住宅地をジグザグに結んでおり、経路がやや複雑である。E10東九州道・大分宮河内インター以南は大野川と並走する。下戸次地区から終点の中戸次地区までは旧道とバイパスが混在している。計画中の中九州横断道路(犬飼~宮河内)は、当路線に並行する形で整備される見通し。
大分県道39号小野市重岡線
小野市重岡線(撮影場所:佐伯市宇目千束)
- 起点:大分県佐伯市宇目小野市(国道326号)
- 終点:大分県佐伯市宇目大平(国道10号 / 宇目町大原交差点)
- 実延長距離:9,900m
- 走行難易度:★
- 解説:佐伯市発足前の旧・宇目町のうち、国道10号と国道326号との間を結ぶ主要地方道。同町における事実上の幹線道路であり、道中に宇目振興局(旧役場)がある。
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41-50
大分県道42号山香院内線
山香院内線(撮影場所:宇佐市安心院町佐田)
山香院内線(環状交差点 / 撮影場所:宇佐市安心院町下毛)
- 起点:大分県杵築市山香町倉成(国道10号 / 中村交差点)
- 終点:大分県宇佐市院内町二日市(国道387号)
- 実延長距離:26,387m
- 走行難易度:★★
- 解説:杵築市山香町にある国道10号を起点に、国東半島の西側にある山間部を経て、宇佐市院内町の国道387号に至る主要地方道。山香町南西部から宇佐市安心院町の安心院インターまでは、有料道路であるE10東九州道(宇佐別府道路)と並走している。宇佐別府道路を除き、旧町内に国道がない安心院町にしては、宇佐・杵築方面への短絡ルートとして重宝されている。
宇佐市安心院支所がある国道500号との平面交差は、県内では数少ない環状交差点(ラウンドアバウト)が運用されている。また、大分農業文化公園インターへのアクセス道路も、当路線を指定。
大分県道43号玖珠山国線
玖珠山国線(撮影場所:中津市山国町朝小野)
- 起点:大分県玖珠郡玖珠町塚脇(国道210号 / 新塚脇交差点)
- 終点:大分県中津市山国町中摩(国道212号・国道500号)※道の駅やまくに前
- 実延長距離:23,072m
- 走行難易度:★★
-
解説:玖珠町と中津市山国町とを結ぶ主要地方道。玖珠町内の多くが山間部特有の狭隘な道が延々と続き、丘陵地に沿ってアップダウンが連続している。終点で道の駅やまくにと合流。
大分県道44号宇佐本耶馬渓線
宇佐本耶馬渓線(撮影場所:宇佐市山袋)
桜隧道(撮影場所:中津市本耶馬渓町東屋形)
- 起点:大分県宇佐市江須賀(大分県道23号中津高田線)
- 終点:大分県中津市本耶馬渓町樋田(国道212号・大分県道16号吉富本耶馬渓線)
- 実延長距離:27,476m
- 走行難易度:★★★
- 解説:国道10号を挟んで、道路の性質が大きく変わる。
序盤の宇佐市内は柳ヶ浦地区を起点に、駅館川を沿うように進みながら、行政の中心部である宇佐市役所そばを通過。市役所付近から国道10号(宇佐市法鏡寺交差点)までは片側2車線で運用されている。国道10号重複後、宇佐市西本町交差点以南は山間部を縫いながら峠を越え、青の洞門そばの国道212号・吉富本耶馬渓線と合流する経路を辿る。桜峠付近は未改良で、桜隧道は高さ3.5m以上の貨物車等は通行できない。
大分県道45号宇目清川線
宇目清川線(撮影場所:豊後大野市清川町伏野)
- 起点:大分県佐伯市宇目南田原(大分県道6号日之影宇目線)
- 終点:大分県豊後大野市清川町砂田(国道502号 / 砂田交差点)
- 実延長距離:22,516m
- 走行難易度:★★★★
- 解説:起点から旧・三重町中津留地区までは、車1台分の幅員しかないゲキせま峠越えの路線であり、当路線で双方の自治体を行き来するのは困難である。中津留地区より北側は大野川支流に並走しており、所々に未改良が残る以外は、概ね、2車線で整備。水中鍾乳洞として知られる稲積鍾乳洞は、この路線の道中にある。
大分県道46号緒方朝地線
緒方朝地線(撮影場所:豊後大野市緒方町下自在)
- 起点:大分県豊後大野市緒方町下自在(国道502号)
- 終点:大分県豊後大野市朝地町板井迫(大分県道57号竹田犬飼線 / 大恩寺交差点)
- 実延長距離:5,054m
- 走行難易度:★★
- 解説:豊後大野市の旧・緒方町と旧・朝地町を結ぶ主要地方道。2024年1月地点では、朝地町上尾塚地区に未改良区間が残る程度で、全線通して2車線の快速路となっている。
大分県道47号竹田直入線
竹田直入線(撮影場所:竹田市植木)
- 起点:大分県竹田市会々
(国道57号・国道442号・大分県道8号竹田五ヶ瀬線 / 竹田市会々七里交差点)
- 終点:大分県竹田市直入町長湯(大分県道30号庄内久住線)
- 実延長距離:
(現道)12,349m
(旧道)1,886m
- 走行難易度:★★
- 解説:竹田市中心部と旧・直入町の間を結ぶ主要地方道。一山超える必要があるものの、全区間片側1車線で整備されており、短絡線として幅広く使われている。起点のごく僅かな距離(193m)は、中九州道・竹田インターとの接続を理由に、暫定的に国道57号本線に指定されている。
大分県道48号日田玖珠線
日田玖珠線(撮影場所:玖珠郡玖珠町戸畑)
- 起点:大分県日田市南元町(国道386号・大分県道9号日田鹿本線・大分県道112号福岡日田線 / 元町交差点)
- 終点:大分県玖珠郡玖珠町太田(大分県道43号玖珠山国線)
- 実延長距離:27,248m
- 走行難易度:★★★
- 別称・道路愛称:日田豆田町の街並み
大分県道49号大田杵築線
大田杵築線(撮影場所:杵築市溝井)
- 起点:大分県杵築市大田波多方(大分県道31号山香国見線)
- 終点:大分県杵築市杵築(国道213号 / 塩田交差点)
- 実延長距離:11,764m
- 走行難易度:★
- 解説:合併前の旧・大田町と杵築市中心部を結ぶ主要地方道。以前は国東半島へ通じる波多方峠経由の道路に狭隘箇所が数多く残されていたが、後にバイパス道路が開通し、交通が改善。バイパスには峠をトンネルで結ぶ波多方峠や、石山ダムの上空を結ぶ斜張橋などのギミックを多用している。E97空港道と接続しているため、杵築市中心部へ向かうに欠かせない。
大分県道50号安心院湯布院線
安心院湯布院線(撮影場所:宇佐市安心院町鳥越)
- 起点:大分県宇佐市安心院町下毛(国道500号)
- 終点:大分県由布市湯布院町川上(大分県道216号別府由布院線)
- 実延長距離:24,479m
- 走行難易度:★★★
- 解説:由布市湯布院町川上から、宇佐市安心院町寒水で接続する一般県道・川上玖珠線までの区間は、陸上自衛隊日出生台演習場の敷地内を跨ぐ。
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51-56
大分県道51号別府挾間線
別府挾間線(撮影場所:別府市浜脇 / 銭瓶峠)
- 起点:大分県別府市浜脇(国道10号 / 浜脇公園前交差点)
- 終点:大分県由布市挾間町挾間
(国道210号・大分県道516号向之原停車場線 / 挾間郵便局先交差点)
- 実延長距離:19,360m
- 走行難易度:★★★
-
解説:起点の浜脇温泉街から少し進んで早々、バイパス化された険しい急傾斜の坂道を登る。この道中にはJR日豊本線・E10東九州道の陸橋・ループ橋などがあり、かなり無理をしている様子が窺える。銭瓶峠麓の由布市挾間町内も2車線道路が続くが、挾間町来鉢地区~北方地区には未改良区間があり、大分近郊のニュータウンも重なって通行しづらくなっている。
大分県道52号別府庄内線
別府庄内線(撮影場所:由布市庄内町東大津留)
- 起点:大分県別府市東山
(大分県道11号別府一の宮線・大分県道216号別府湯布院線 / 志高湖交差点)
- 終点:大分県由布市庄内町柿原
(国道210号・大分県道621号田野庄内線 / 由布市庄内庁舎前交差点)
- 実延長距離:18,163m
- 走行難易度:★★
- 解説:前述の別府挾間線と似た山越え路線だが、こちらは城島高原そばと由布市庄内町の間を結ぶ。初っ端からいきなり急傾斜な坂道が断続している。以前の終点は小野屋駅そばだったが、バイパス道路の延伸に伴い、由布市役所本庁舎そばの国道210号・田野庄内線との交差点に移動している。
大分県道53号野津宇目線
野津宇目線(撮影場所:佐伯市宇目千束)
- 起点:大分県臼杵市野津町落谷(国道502号)
- 終点:大分県佐伯市宇目千束(大分県道39号小野市重岡線)
- 実延長距離:21,749m
- 走行難易度:★★★★
- 解説:臼杵市野津町と佐伯市宇目との間を結ぶ主要地方道。山間部では離合不能な箇所だらけ。佐伯市本匠では主要地方道・三重弥生線と重複するが、重複区間も離合不能・路肩ヨレヨレの危険度MAX路線(重複区間の番号が35と、数字を逆転していて混乱しそうになる所もツッコミポイント)。当路線に並行して、臼杵市・佐伯市の手によって整備された広域農道(楯ヶ城トンネル)があり、そちらで迂回可能。
大分県道54号玖珠天瀬線
玖珠天瀬線(撮影場所:玖珠郡玖珠町戸畑)
- 起点:大分県玖珠郡玖珠町戸畑(国道210号 / 平川交差点)
- 終点:大分県日田市天瀬町合田(国道210号 / 高塚愛宕地蔵尊入口交差点)
- 実延長距離:10,397m
- 走行難易度:★★
- 解説:いわゆる「高塚経由」と呼ばれる路線。玖珠町と日田市天瀬町は国道210号で連絡可能。E34大分道・天瀬高塚インターへは、この道路を使う。
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57(特別枠)
大分県道57号犬飼竹田線(一般県道)
竹田犬飼線(撮影場所:豊後大野市朝地町大恩寺)
- 起点:大分県竹田市会々
(国道57号・大分県道8号竹田五ヶ瀬線・大分県道47号竹田直入線 / 竹田市会々七里交差点)
- 終点:大分県豊後大野市犬飼町下津尾(国道326号 / 下津尾交差点)
- 実延長距離:25,840m
- 走行難易度:★
- 解説:中九州道開通に伴い、用なしになった旧・国道57号を大分県に引き渡した鞍替え道路。路線番号が「57」と、旧・国道57号が偶然にも一致。これは新設で県道を設定する際、当時の最大番号が「56」だったことから、旧道降格後も利用者に親しみをもってもらう理由などから特例として割り当てたもの(通常の法則で行くなら、200~400号台に割り当てられる)。今後の中九州道の延伸次第では、更に旧道区域が拡大する可能性があるため、現状では「暫定」という見方も出来る。
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大分県道図鑑 (特別枠・隣接越境)
100号台>>
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