E3九州道 古賀SA 上り行き

下り行き(熊本方面)

 作成 2020年7月11日


E3九州道 古賀SA 上り行き

 福岡県古賀市に設置されているサービスエリア。本州へ向かう場合において、福岡県のみならず、九州島そのものから離れるため、お土産の数も半端ない程に多く、九州7県の土産モノが一堂に集結する「聖地」の役割をも果たす。

 民営化後にリニューアルされ、「那の国タウン」という別名を持つ。

サービスエリアの情報

基本データ

           

ハイウェイスタンプ


ハイウェイスタンプ(2018年3月4日訪問)

非常電話

方向指示標識

施設見学


上り方向の九州道としては最後のSAであることも意識し、福岡県内では最大級の面積・床面積を誇る。


満車時に備えて、旧・購買施設跡地を駐車場に転換させる形で「補充マス」が西側に確保されている。
2018年からは駐車場の混雑状況を示す情報パネルも追加され、混んでるかどうかの把握がしやすくなった。


大型車専用マスとは別に、バス優先駐車場も確保。大型観光バスの需要がある証拠と言える。


身障者P・二輪車P。バス優先駐車場の隣に設けられており、駐車台数もケタ違いに多い。


ガソリンスタンド。今のご時世では珍しい出光興産が担当。
駐車台数の割にGSは昔のままで狭苦しく、繁忙期は行列が出来ることもある。


トイレの数も他のSA・PA以上に大量に確保されているが、繁忙期になると全然足りなくなる。


お土産とは別に、コンビニエンスと称して、軽食類などのチョッとした一品を取り扱う専門店がある。


お土産コーナー。売り場面積が非常に巨大で、九州各県のお土産がこの地に集結している。


カフェテリアの面積も、九州道ではココが最も広い。隅っこに専門店とベーカリーコーナーあり。


下りと同様に銀行ATMがあるが、上りは地元の信用金庫。使えるキャッシュカードに大幅な制約を受ける。

冬季限定イルミネーション


玄関口隣の空きスペースを活用して、イルミネーションを楽しめる。

 毎年11月末頃から2月下旬頃にかけて、玄関口隣の空きスペースを活用してイルミネーションが飾られる。九州の高速道路で念を入れたイルミネーションが楽しめるのはココが最有力。夜に訪問したい所である。この時期限定のグルメもあるので、詳しくはNEXCO西日本のウェブサイトでご確認を。

高速道路開通記念碑


開通記念碑、みーっけ!


北九州~福岡区間の建設を担当した、旧・直方工事事務所の職員や建設事業者の名称が刻まれていた。

九州自動車道 八幡・若宮 開通記念
日本道路公団福岡建設局長

速道そらかさんによる評伝

 若宮IC~八幡ICが開通したのは1979年のこと。その手前にある若宮IC~福岡ICも含め、理論上は九州の先端部にある門司港・門司ICから、当時の南端部だった八代ICまで、一筆書き走行が可能になった。但し、八幡IC~門司ICの間は、八幡西~小倉南区にある例の金剛山・福智山トンネルの建設に時間を要したため、当該地区が一本に繋がるまでは、現在の北九州都市高速4号線に相当する「北九州直方道路・北九州道路」で迂回していた。

 とはいえ、鹿児島・宮崎県を除けば、一応は本州へ高速道路一本で連絡できるようになったため、それに伴う本州と九州の結び付きが大きく強化されたことは評価に値する。


開通記念碑では、1979年に開通した「八幡~若宮」が刻まれているが、古賀SAはその前の1977年に開業したため、辻褄が合わない。恐らく、元々は鞍手PAに設置されていたモノを、古賀SA上りに移設したのでは?(鞍手PAは、鞍手ICの増改築に伴って、パーキングエリアの一部が大幅に改変されているため)

おみやげ街道NEXCO西日本


(熊本県)くまモン専門店。文字通りくまモン先生のキーホルダーが充実している。


(福岡県)明太子ワールド。福岡を代表する明太子専門店が一堂に集結。生のプリップリな食感、どれがいい?

福岡の人なら知ってる「博多ぶらぶら」のアレ


さえもん名物、ぶ~らぶら♪あぶ~らぶら♪

 トイレと購買施設を結ぶ通路の一角に、福岡みやげの「博多ぶらぶら」(博多左衛門)の等身大模型が設置されている。県内で流れるテレビCM(←検索してみよう!)のアレと同じレプリカ品で、擬似的にテレビCMの雰囲気を楽しめる。


九州のお土産が一堂に集結する古賀SA上りは、ジックリと見学するだけでも楽しい。

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