E34大分道 萩尾PA 上り行き
訪問 2020年1月3日
作成 2020年1月9日
E34大分道 萩尾PA 上り行き
萩尾(はぎお)PA上りは、大分県日田市二串町に設置されている、E34大分道のパーキングエリア。福岡方面のE34大分道において、大分県区間では最後の休憩施設となる。
パーキングエリアの情報
トイレに隣接する身障者向けPの隣にある。
施設見学
駐車場全景。トイレ休憩に徹したPAであるためか、駐車場の面積・マス目は少なめ。
二輪車P。水分PAの時と同様、トイレから少し離れた場所にある。
身障者向けPは、ちゃんと対象者を意識してトイレの前に設置。トイレの隣に喫煙スペース。
以前のトイレは、日田市豆田町の街並みをイメージした外観をしていた。
老朽化とバリアフリー化を理由に、他の新型PAでもみられる画一的なデザインに変更。
自動販売機は2基で、下りよりも少ない。以前からあった空き地はゴミ処理と思われる施設に転換された。
E34大分道(朝倉~日田)開通記念碑
朝倉インターから日田インターは1990年3月10日に開通。福岡県区間に相当する朝倉インターから杷木インターまでは片側2車線で開通し、杷木インターから日田インターは山岳地帯に入って難工事が予想されたことから、片側1車線の対面通行で仮開通した。
この間、日田インターから玖珠インターが1995年、玖珠インターから湯布院インターからが1996年に開通し、福岡都市圏から湯布院・別府・大分都市圏への連絡が可能になったことから、いわゆる「福岡人の日帰り旅行」に対する需要が増加。対面通行による交通量増大で正面衝突事故も増えたことから、湯布院まで繋がった後で、本格的に対面通行の解消へ向けた工事を段階的に実施。杷木インターから日田インターが4車線化されたのは1998年11月のことなので、実に8年間は対面通行という恐怖心と戦わなければならなかった。
E34大分道が湯布院・別府・大分まで延伸したことは、当時としてはかなり画期的だった。特に、並行するJR久大本線は単線・非電化のローカル線で、一応、沿線には日田・天ヶ瀬・由布院温泉などの観光スポットがあるものの、久住高原や城島高原ゆうえんち・サファリパークなどへは自動車を使うしか手立てが無く、高速道路が暫定開通であるにしても、気軽に大分県内への日帰り旅行を可能にしたために、この功績は大きい。
一方の並行するJR久大本線も「ゆふいんの森」などの豪華特急列車を走らせるなどして対抗するモノの、2018年の大幅ダイヤ見直しの事例をみて分かる通り、足がある以上はなるべく高速道路で大分へ向かいたいと考えるのが一般的になった。
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