E27舞鶴若狭道 六人部PA 下り行き

訪問 2025年11月10日
作成 2025年11月19日


E27舞鶴若狭道 六人部PA 下り行き

 六人部(むとべ)PA下りは、京都府福知山市宮に設置されている、E27舞鶴若狭道のパーキングエリア。

パーキングエリアの情報

基本データ(自動販売機のみの営業です)

自動販売機のみの営業です 

非常電話

方向指示標識


そらかさんの話「……標識交換したら?」

施設見学


入口通路沿いから駐車場を一望する。
元々、購買施設があったためか、駐車場が他の無人PAに比べてやや広い。


出口通路の寸前にバス停らしき痕跡が残されている。
現在は、その地を二輪車向け駐車場に割り当てている。


トイレの脇に身障者向け駐車場を確保。


トイレは2020年代に建て替えられており、バリアフリー対策強化や豪雪地対策の出入口自動ドアを完備。


閉鎖された建物の前に、自動販売機がズラズラと並ぶ。
購買施設が生きていた頃は、一部は店舗内にも立地していたものとみられる。


交通量の低迷等を理由に、購買施設は2024年3月末を以て閉鎖。抜け殻状態となっている。


トイレの隣・身障者向け駐車場の奥に喫煙スペース。

今後の六人部PA

 2021年の道路交通センサスの結果によれば、六人部PAの前後区間(春日~福知山)の交通量は、平均で約9,000台程度。一見するとそこそこ交通量があるように見えるが、購買施設が営業するデータイムは小型車で2,000台割れ・大型車も1,000台程度しか通過しないため、それに見合った購買施設の営業を行うことが普段から困難だったことが想像できる(2021年調査地点では、新型コロナウイルス蔓延による自粛要請があったことに留意)

 テナントの撤退で抜け殻状態が続くものの、E27舞鶴若狭道が関西と北陸の迂回路として活用されるという前提であったとしても、今後も購買施設があった頃の体制を堅持するのは正直難しい。考えられる進展は下記の通り。


E27舞鶴若狭道いえど、あくまでも「大阪と京都北部の短絡線」と「中国・四国・九州と北陸方面の連絡に対する、関西飛ばし」が基本となる路線であるため、近畿圏ながら、どうしても交通量は限定的になりがち。しかも、いかにも阪神経済圏と言える場所は春日インターより南側で、そこを軸にクルマの流れが変わることから、以北は厳しい所がある。NEXCO西日本管内で購買施設を強化しようと思うのであれば、今は無人の上荒川PAに購買施設を設置する方が理に適う。

<<[E27舞鶴若狭道] 西紀SA下り 立ち寄りSA・PA [E27舞鶴若狭道] 綾部PA下り>>

このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.