E1名神 草津PA 下り行き
訪問 2021年9月12日
作成 2021年10月17日
E1名神 草津PA 下り行き
草津(くさつ)PA下りは、滋賀県草津市笠山5丁目に設置されている、E1名神のパーキングエリア。E1A新名神・草津JCTと一体化しており、パーキングエリアとE1A新名神(大津連絡線経由)との相互利用を図ることで利便性向上を実現している。開業当初は小規模な休憩施設だったが、後に片側3車線化工事やE1A新名神との連携も含め、大幅な改造が施されており、原型を殆ど留めていない。
パーキングエリアの情報
出口通路に給油所があるが、開業してしばらくは隣の大津SAに立地していた。
移動したのは、E1A新名神→E88京滋バイパス乗り継ぎ客の利用が想定されたため。
施設見学
入口通路沿いから駐車場を一望する。小型車枠が非常に多く、この先の大津SAが反対に貧弱に見えてしまう。
コンビニ前にはバス専用マスも確保されているが、普段は貨物車の利用が多い様子。
身障者P。トイレのスグ脇には二輪車Pが別枠で確保。
身障者向け駐車場からトイレへの移動は、バリアフリー+雨除けに対応しており、楽チン。
第1駐車場寄りに設けられたトイレ。草津PAの大改造の際に増設されたものとみられる。
こちらは以前から存在する休憩施設を改造した駐車場。
大型車のみに限定され、小型車と分離した造りになっている。
EV充電スタンド。シャワーステーションの近くに立地している。
第2駐車場側にも身障者P。こちらは旧施設を流用している。
第2駐車場に設けられたトイレ。内装は綺麗だが、外見からして旧施設時代のモノを活用しているように見える。
以前存在した売店は第1駐車場寄りに移動。
跡地にシャワーステーションが設置され、貨物車向けのサービスを強化している。
第1駐車場と第2駐車場との間にある跨道橋近くに、一般道から施設に入れるウェルカムゲートがある。
手前の黒丸・菩提寺同様、ココもモテナスブランドで営業。
新名神や北陸方面からの利用客を想定し、滋賀・三重・福井みやげ類が充実している。
食堂。通路沿いに食券機がある。新設された店舗だけあり、テーブル席はかなり多く確保されている。
売店の隣は24時間営業のセブンアイ。以前はミニストップ(ISM)だった。
おもしろギミック
滋賀県は「飛び出し坊や」発祥の地とされており、草津PA内にも原型をモチーフにした独自のカントリーサイン(看板)を売店付近に設置。駐車場内は人の行き来と自動車が常に行き来するため、注意喚起の延長線で取り付けたものとみられる。
草津市は旧・東海道(国道1号・新名神経由)と旧・中山道(国道8号・名神経由)の合流点とされており、大津を経て京都市中心部までは2つの旧街道と並行している。ウェルカムゲート付近には旧・東海道と旧・中山道の分岐点を象徴するミニ石碑が飾られている。
2017年から導入された高速道路ナンバリング。以前からあった「どんぐり」を改良し、ナンバリング対応のモノに変更した標識が、インターやジャンクションを通過した先にひっそり設けられている。草津PAからは手前の草津JCTで新名神と合流したことから、設置箇所の都合上、パーキングエリアから例の「どんぐり」を間近で見られる。
おみやげ街道NEXCO西日本
京滋バイパス経由で大阪方面を目指す場合、滋賀県区間では最後の休憩施設。それも勘案し、滋賀・福井・三重みやげが充実する。もち系の和菓子が充実しており、特に遠く離れているはずの赤福もちが、なぜかココでも普通に入手できたりする。
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