小郡萩道路あれこれ

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もしも小郡萩道に「高速道路ナンバリング」を適用するなら?

 観光地である秋吉台・秋芳洞最寄りのハイウェイなのに、なぜかナンバリングの適用条件である「主要観光地へのアクセス道路」の該当から外されている。もしも適用する場合は、西側を走るE9山陰道のバックアップも兼ねて、「E9A」が相応しい。

絵堂~萩の整備

整備計画


絵堂~萩のルートマップ

 絵堂インターから萩インターまでの区間は「絵堂萩道路」として2014年度に事業化された。このうち、新規に自動車専用道路を絵堂~明木(あきらぎ)インターまで整備し、残る明木インターからE9山陰道・萩インターまでの区間は、旧・萩有料道路に相当する主要地方道・萩秋芳線を現道活用として流用する。計画の見直しで絵堂以南と異なり、絵堂以北は現道活用区間も含め、完成2車線で整備される。

 該当区間を走る国道490号と山口県道32号萩秋芳線は、一応は片側1車線で整備されているものの、萩市と美祢市の境目付近で大きなアップダウンが連続する場所が存在する。そのため、別線新設による所要時間の短縮やリダンダンシーの確保を目指す。また、現道活用区間に指定されている明木インター以北は、前述の通りに有料道路だったが、2011年の山口国体開催を前に無料開放された。後に並行する国道262号の蛇行区間を回避するドライバーを中心に交通量が増大している。

国道490号(絵堂~萩)の未整備区間


(イコちゃん)アレ?ヘンやなぁ。国道のクセして、なんでココから狭くなんねん?

お知らせ!! この先、この国道490号においては、萩までの間(美東町二反田~萩市山田の間13km)は道路幅が狭く、乗用車でも通行が難しい箇所があります。お急ぎとは思いますが、Uターンして山口県道32号萩秋芳線の通行をお勧めします(山口県)。

 酷道ファンからは、山口県がわざわざ低姿勢で県道32号で迂回を呼びかけることで知られる、国道490号の狭隘区間。絵堂インターから車で約5分程度の距離にある。興味のある人はどうぞ。

 絵堂インター以北が開通したは、同時に国道490号と萩秋芳線の位置関係も逆転する。いわゆる「酷道」と呼ばれている例の区間が萩秋芳線に鞍替えするか、もしくはその部分は美祢市・萩市に譲渡する形で市道に降格。酷道の迂回路として機能する美祢市二反田地区~萩市明木地区までの部分は萩秋芳線として機能するものの、起点の萩市は今とは異なる場所(明木インター近く)に変更される見通し。


予定路線では「最後の警告」部分に小郡萩道路の自専道が通過する形になっているものの、特段、その地に増設インターを誘致する計画にはなっていない。

参考資料・文献:

小郡萩道路

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