南阿蘇鉄道高森線 立野駅
訪問 2025年3月13日
作成 2025年10月4日
南阿蘇鉄道高森線 立野駅
立野(たての)駅は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野に設置されている、南阿蘇鉄道高森線の駅。同路線の起点駅で、大分と熊本方面を結ぶJR線との乗換駅となっている。
駅の情報
2025年3月13日訪問
施設見学
駅舎内を眺める。現在の建物は2023年3月から運用されている。
例の熊本地震で旧駅舎が被災したため、多目的施設を兼ねたバリアフリー対応のものに建て替えられた。
高森線とJR線はそれぞれホームが異なっており、高森線は階段を降りて180度Uターンする。
新駅舎らしく木製と鉄筋コンクリートを多用した現代的な造りをするが、当駅は無人駅。
高森線のホームには駅事務所があるものの、普段は閉まってて利用できない。
車内精算が基本の南阿蘇鉄道だが、当駅は食券型の自動券売機が設けられている。
これがあるのは、他には終点・高森駅を含め、2駅だけ。JR線との連絡乗車券は発売されていない。
ホームから高森方面を眺める。1面1線の単式ホーム。
高台から眺めると、JR線へそのまま乗り入れが出来る線路が分岐しているのが分かる。
一部の列車は肥後大津駅まで乗り入れており、通勤・通学客に配慮したダイヤを組んでいる。
券売機前に0キロポストがあり、ここから高森線がスタート。
但し、JR線との相互利用も含め、最初からそちらへ分岐できる構造はしている。
駅の近所
阿蘇カルデラの切れ目となる部分にあり、当駅を含めて、周辺は険しいV字谷のような有様をしている。あくまでもJR線との乗り換え駅としての役割が強く、南阿蘇鉄道・JRの近くを通る国道57号を軸に、ポツポツと住宅地が点在するに留まる。熊本地震発生時は震源地に近いこともあり、かなり荒れ果てた姿になっていたが、後の復興支援で元の水準にまで回復。
このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.