豊肥本線 立野駅

訪問 2023年5月5日
作成 2023年7月2日


豊肥本線・南阿蘇鉄道高森線 立野駅

 立野(たての)駅は、熊本県阿蘇郡南阿蘇村立野に設置されている、豊肥本線の駅。標高差があるため、当駅とその西側にスイッチバックがあることで知られる。全ての特急列車が停車し、高森駅へ向かう南阿蘇鉄道と接続している。

駅の情報

基本データ(無人駅)

駅名標

施設見学


駅舎内を眺める。熊本地震の影響で旧鉄道施設が破損したため、造り直された。
新駅舎は2023年3月末に完成し、交流施設も兼ねたウッドデッキ風の建物になっている。


ウッドデッキで作られた待合室。Wi-Fiなどの利用が可能。


ホームへは、階段またはエレベーターを使って下まで降りる。
2023年5月の地点では南阿蘇鉄道が再開していなかったため、そちらへの通路は塞がっていた。


JR線へ向かう場合は、1F部分に設けられた構内踏切で連絡し合う。


以前は狭い駅舎内に券売機があったが、新駅舎完成後はJR線のホームに移設されている。
券売機のメニューはJR線のみで、熊本方面乗り入れを除き、南阿蘇鉄道の分は考慮していない。


ホームから熊本・阿蘇方面を眺める。1面2線の島式ホーム。
当駅とその奥で進行方向が変わるスイッチバック駅である。


スイッチバックであるため、阿蘇方面と熊本方面の行き来は、必ず当駅で進路が変わる。
駅の西側で線路が分岐し、阿蘇・宮地方面は坂を登った後、再度、進行方向を入れ替える。


こちらは高森方面。南側にある島式ホームはJR線、北側にある線路は南阿蘇鉄道が使う。


偶然にも、九州横断特急と普通列車の信号待ちに出くわした。チョッと嬉しい。

駅の近所

 阿蘇カルデラの切れ目となる部分にあり、当駅を含めて、周辺は険しいV字谷のような有様をしている。あくまでも南阿蘇鉄道との乗り換え駅としての役割が強く、JR・南阿蘇鉄道の近くを通る国道57号を軸に、ポツポツと住宅地が点在するに留まる。熊本地震発生時は震源地に近いこともあり、かなり荒れ果てた姿になっていたが、後の復興支援で元の水準にまで回復。

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