可部線(戦力外) 三段峡駅

訪問 2022年1月30日
作成 2023年7月23日


可部線(戦力外) 三段峡駅

 三段峡(さんだんきょう)駅は、広島県山県郡安芸太田町戸河内に設置されていた、可部線の駅。部分廃線前の旧・可部線における終点駅で、計画の上ではココから中国山地を貫いて、浜田駅まで延伸する予定だった。

駅の情報

基本データ(無人駅)

駅名標


これとは別に、JR西日本時代の駅名標も現存していた。

駅跡見学


線路跡を眺める。三段峡への観光客に配慮して駐車場などに転換したため、殆どその面影は確認できない。


廃線跡から戸河内・可部方面を眺める。1面1線の単式ホームだったという。
現在は前述の通りに駐車場になっているが、一部は当時の線路跡が残る。


三段峡入口近くに、当時の車止めと線路跡がモニュメントの形で残されている。
計画上はココから今福線となって浜田へ向かうはずだったが、夢で終わってしまった。

駅の近所


三段峡(さんだんきょう)
国の特別名勝に指定された、太田川上流の渓谷。秋の紅葉シーズン時は多くの観光客で賑わう。


中国電力 柴木川第一水力発電所
上流には中国電力が管理するダムがあり、三段峡周辺には水力発電所がちょこちょこ点在している。

もしも事業中止にならずに、ちゃんと浜田駅まで繋がっていたら?


(イコ駅長)悪いことは言わん。今福線(広浜線)の役割は、E74浜田道経由の高速バスで対処しな。

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