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　西岩国(にしいわくに)駅は、山口県岩国市錦見6丁目に設置されている、岩徳線の駅。岩国駅から錦川沿いを経由して錦町駅に至る、第3セクター・錦川鉄道会社が運行する錦川清流線の列車が乗り入れる。

基本データ（簡易委託駅）

乗車券

2024年9月9日訪問（JR西日本テクシア製）

乗車券はJR線の運賃のみ有効であり、乗り入れ先の錦川清流線では、JR乗車券での乗車は一切出来ない（錦川清流線に使われる列車内で運賃箱に入れる形で直接精算）。

駅名標

岩徳線単独区間では、駅名標のラインカラーはJR西日本コーポレートカラー「青」で固定されている。

駅舎を眺める。1929年開業当時から残る歴史ある建物で、入口は錦帯橋を模したゲートが残されている。
国の登録有形文化財であり、木造モルタルで作られた大正ロマンらしい西洋風の内装が特徴。

駅窓口・改札口等も当時のまま。現在は地元NPOが駅管理等を行う簡易委託駅になっている。

岩徳線は運行本数が少なく、2時間以上も隙が生まれることも。時刻表の案内に注意。
イコ駅長「本数が多い？そりゃ錦川清流線が乗り入れてるから多いように見えるだけや」

自動券売機があるものの、錦川清流線ではJRきっぷで乗車することは一切出来ない。
誤って購入しないよう、ラベルを貼るなどして利用者に注意を呼びかけている。

玖珂・徳山・錦川清流線方面は、改札を出て右手の跨線橋で行き来する。

1番のりばから玖珂・徳山・錦川清流線方面を眺める。2面2線の単式ホーム。
かつては2番線が存在していたが、時代の流れで削除され、一つは島式ながらも実質単式が2連続あるような構造となった。

こちらは岩国方面。異様に長いホームは、かつて当駅が岩国の入口として栄え、特急が停車していたことを偲ばせる。

　錦帯橋・岩国城の最寄駅だが、殆どは岩国駅前のバス停から当該地域へ向かう。