日豊本線 西屋敷駅
訪問 2023年1月2日
作成 2023年7月2日
日豊本線 西屋敷駅
西屋敷(にしやしき)駅は、大分県宇佐市西屋敷に設置されている、日豊本線の駅。当駅から隣の立石駅までは、上下線でそれぞれ全く異なる場所を通る。
駅の情報
施設見学
西屋敷駅から先、杵築・大分方面は、上下線で異なる場所を通る。
その影響で上下線それぞれでホームも異なっている。
宇佐・小倉方面のホームは、道端から来て手前の場所にある。
前後区間が複線化される前は、1番のりば側が本線であり、そこで乗客扱いをしていた。
木造建築で出来たシンプルな駅舎で、単に待合室と簡易式カードリーダーが設置されるのみに留まる。
近距離券売機が無いため、当駅から乗車する場合は車内精算が必須になる。
時刻表(2022年ダイヤ改正当時)。1日11往復と、本当に少ない。
ホームから杵築・大分方面を眺める。元々はこっちが本線だったため、前後はスラッと延びている。
こちらは宇佐・小倉方面。上下線それぞれ、少しばかり離れている。
特急列車はお構いなしに全力疾走で駆け抜ける。
後から増設された杵築・大分方面の2番のりばは、ボックスカルバートの中を潜る。
BCの中を歩くと、ほぼ中間部で2番のりばへ向かえる階段と出くわす。
細い道路を歩いて、専用のホーム・待合室へ向かう。
1番のりばと海抜が変わらず、特急通過時はやや危険を伴う。
後発の2番のりば側にも待合室はあるものの、1番のりば側と比べると規模は小さい。
2番のりばから杵築・大分方面を眺める。
2番のりばは通路が直角な上、ホーム寄りは少し高台になっている。
このため、1番のりばに停車中の普通列車を一望できる特典付き。
西屋敷駅から少し進んで、上下線が完全に分離する。
杵築・大分方面は、約3kmにも達する立石トンネルを経由して、隣の立石駅を目指す。
駅の近所
駅前に日豊本線と並行する国道10号が通っており、簡易郵便局と大衆食堂がある程度で、これといった施設はない。宇佐市と杵築市山香町の境目にあたる場所で、当駅から先は立石峠を経由して杵築市内を縦方向に貫く。宇佐市は旧・豊前国、杵築市は旧・豊後国の領地であるため、国道沿いにはかつての国境を示す石碑が隅の方に設けられている。
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