鹿児島本線 大牟田駅

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訪問 2024年7月24日
作成 2024年9月27日


鹿児島本線 大牟田駅(東口)


鹿児島本線 大牟田駅(連絡橋口)

 大牟田(おおむた)駅は、福岡県大牟田市不知火町1丁目に設置されている、鹿児島本線の駅。福岡県最南端の鉄道駅であり、大牟田市役所などの中心部最寄り駅となっている。連絡通路経由で、西鉄天神大牟田線と接続している。

駅の情報

基本データ

    

入場券・乗車券


2024年7月24日訪問(高見沢サイバネティックス製)


2024年7月24日訪問(MR52N型MARS端末)

駅スタンプ

駅名標

施設見学

東口


駅舎を眺める。何度か建て替えられ、現在のは1963年に落成したものが使われ続けている。
かつては特急停車駅として大牟田の玄関口として栄えたが、新幹線開業後は随分落ち着いている。


東口の駅舎はテナントが入居できる構造になっているが、現にあるのはファミリーマート(JR九州系)程度。


福岡県では最南端となるみどりの窓口。
新大牟田駅が出来たとは言え、圧倒的に在来線利用客が多いことから、閉鎖されることなく続投している。


自動券売機は1基のみ。以前は2基稼働していたとみられる空きスペースを確認できる。
隣接する西鉄電車とは運賃が異なるため、JR線の乗車券しか買えないことを示す貼り紙がある。


福岡県最南端の自動改札機。
出入口それぞれ2基あり、うち1基はICカード専用改札機として稼働している。

連絡橋口


連絡橋口は2021年3月20日より運用が開始。
大牟田市が整備した東西自由通路の道中から入り込む。


連絡橋口も自動券売機は1基のみで稼働。
発車標が設置されているあたり、東口とほぼ同等の規模で運用されている様子が窺える。


連絡橋口は旧・西口時代も含め、元から駅員が駐在していない。
そのため、不足賃支払いなどの場合は、備え付けの係員対応精算機で遠隔対応する必要がある。


改札内の跨線橋から見た連絡橋口。
SLのイラストが描かれた看板があるが、以前はそこに旧・西口へ通じる跨線橋が繋がっていた。


旧・西口へ通じていた跨線橋は、老朽化等を理由に2021年3月19日の最終列車を以て運用が終了。
昔はJR線と西鉄電車との間を、同一駅構内だけで行き来できていたため、ある意味、乗り換えしやすかったと言える。

ホーム


1番のりばから玉名・熊本方面を眺める。2面3線の単式+島式ホーム。


久留米・鳥栖・博多方面へ通じる跨線橋は、改札を通って左手にある。


跨線橋を隅っこから眺める。
前述の通り、以前は直接的に西鉄電車の駅へ乗り換えることが出来ていたため、不自然な壁で覆われている。


かつては特急停車駅だったこともあり、南側には長めのホームが現在でも残されている。
「有明」も無くなり、久留米以南から完全に特急が消滅した現在、これを残す意義はあるのかな?


2番のりばから久留米・鳥栖・博多方面を眺める。
2番線は当駅折り返し用で使う傾向にある。


3番のりばと西鉄電車側の相中には、大量の留置線が現在でも残されている。
石炭産業で賑わっていた頃は、当駅で貨物輸送を頻繁に行っていただけに、時代を感じさせる。


1番のりばの隣は、JR貨物のオフレールステーションが設けられている。
貨物輸送は廃止されたが、その代役としてトラックでコンテナを輸送する拠点は、現在でも続投。

駅の近所


東口そばにある大牟田市役所は、1936年から存在する歴史ある庁舎。

 東口の駅前に大牟田市役所があり、東口側を中心に行政機関が集約している。西口(西鉄電車線)側は大牟田市周辺の工業地帯が多く目立つ。

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