鹿児島本線 都府楼南駅
訪問 2023年2月5日
作成 2023年2月19日
鹿児島本線 都府楼南駅
都府楼南(とふろう-みなみ)駅は、福岡県太宰府市都府楼南3丁目に設置されている、鹿児島本線の駅。
駅の情報
当駅の北側・E3九州道との立体交差(向佐野橋)付近には、一時的に線路が4線に拡大する太宰府信号場がある。これは、九州新幹線が開業する前までは、博多~熊本の間を大量の特急列車(リレーつばめ・有明・かもめ・みどり&ハウステンボス・ゆふ・ゆふいんの森など)・快速列車が行き来しており、ダイヤの編成に全く余裕が無かったことから、特急・快速追い越しを理由に待避線を設けたもの。現在は新幹線開業によって熊本・鹿児島中央方面の列車は新幹線に分散したため、随分とダイヤに余裕が生まれており、特急・普通列車の再編も重なって、信号場で待避するケースはほぼ無くなっている。
施設見学
駅舎を眺める。外側に近距離券売機とチャージ機をそれぞれ確保している。
以前は窓口もあったが、2023年3月のダイヤ改正で廃止された。
当駅は鹿児島本線を門司港駅から進んだ場合、一番最初に現れる簡易式カードリーダー設置駅でもある。
改札口を通り、階段を進んだ先で1番のりばに接続する。
博多方面は、そのまま奥の階段へ進み、跨線橋経由で反対側へ。
2番のりばから鳥栖・久留米方面を眺める。2面2線の相対式ホーム。
通勤時に乗車しやすいよう、跨線橋近くはホームが広く作られている。
こちらは博多・小倉方面。この奥に太宰府信号場及び、E3九州道がある。
駅の近所
都府楼団地の真正面に設けられており、元々はこの団地に住む住人たちの利便性向上を理由に増設されたもの。駅の東側は分譲も含めてニュータウンが整備されているが、西側は田園地帯が広がっており、どことなく都会と田舎の境をうろついている感覚を味わえる。西鉄電車には名前が似ている「都府楼前駅」があるも、当駅と都府楼前駅とは大きく離れており、乗り換えには適さない。
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