東海道新幹線・山陽新幹線 新大阪駅
訪問 2020年1月1日
作成 2020年1月6日
東海道新幹線・山陽新幹線 新大阪駅(南口)
新大阪(しん-おおさか)駅は、大阪市淀川区西中島5丁目に設置されている、東海道新幹線・山陽新幹線の駅。東海道新幹線の終点駅であると共に、山陽新幹線の起点駅にもなっている。新幹線におけるJR東海の営業区間はここで終点となり、それよりも西側はJR西日本が管理する。
大阪都心(梅田地区)最寄駅であるばかりでなく、特急などを経て奈良・和歌山・兵庫県(丹波)方面への乗り換え拠点にもなっており、関西における交通の要衝として幅広く活用されている。
駅の情報
在来線で最も西にあるのは、三重県紀宝町にある紀伊本線・鵜殿(うどの)駅。一方、新幹線駅まで含めれば新大阪駅が最西端の駅となっている。ちなみに、前者の鵜殿駅はJR東海管内では最南端の駅にもなっている。
大阪駅(梅田地区)は、東海道新幹線を建設する過程で、既に阪急梅田駅・梅田貨物駅などの施設で覆われ、用地取得・再開発をする余裕が無かったことに加え、山陽新幹線を建設する際に、大阪・梅田経由だと淀川を何度も渡る複雑な経路になることが見込まれていたためとされる。
JR東海とJR西日本の境界駅であることに配慮し、駅名標にはJR東海のロゴは記載されていない。
駅舎見学
中央口寄りの改札外コンコース。改札口・JR全線きっぷうりばのフロアのみ、JR東海が仕切っている。
中央改札口の隣に、新幹線・JR全線きっぷうりばを設けている。
中央改札口の反対側にあるきっぷうりばは、新幹線のみ対応。
JR全線のきっぷを取り扱う中央改札口隣よりかは広いが、客足はまちまちか。
新幹線中央改札口。JR西日本側の在来線改札口に近い南口と比べると、こちらはやや客足は少なめ。
新幹線南口改札口。打って変わって、コチラは在来線寄りの場所にあるため、常に大混雑しやすい。
25~27番線寄りのスペースに待合室があるものの、東京・名古屋・広島方面へ向かう長距離客を中心に常に満席。
20~24番線と、25~27番線を示す案内。
改札内にはPLUSTA・Bellmartなど店舗をたくさん構える。
至る所に乗車案内板があり、南口は通過中の列車の位置情報が分かるパネルを採用していた。
コンコースを東に進むと、東海道本線・おおさか東線と繋がる在来線へダイレクトに乗り換え可能。
一般的には、新幹線と在来線の連絡はココから行う。
20~22番線は南寄りの場所に設けられており、最も隅っこになる20番線のみ、ホームへの階段が異なっている。
23・24番線への階段。位置としては最も真ん中。
東海道新幹線(名古屋・東京方面)は、概ね23~27番線のどれかを利用する。
25・26番線ホームへ向かう階段。Bellmart寄りの場所に設けられている。
27番線ホームへ向かう階段は、最も北側に位置している。
新幹線ホーム。全てのホームに転落防止用の柵が張られている。
一定間隔でPLUSTAがあり、同一ホームに概ね2箇所ほど設置されている。
JR東海らしい、ホームで直接購買が可能なPLUSTAも、当駅が最後。
21番線から岡山・博多方面を眺める。隅っこの20・27番線を除いて、島式ホームで対応。
16両編成の「のぞみ」でグリーン車席になっている8~10号車は、降りてスグの場所に階段がある。
こちらは名古屋・東京方面。この先、少しカーブしながら隣の京都駅を目指す。
駅の近所
梅田と違って、いかにも「大阪!」という印象は、あまり感じられない。
【JR線・地下鉄を乗り継いで】
事実上の大阪市の中心駅となる大阪駅(梅田地区)から、淀川を挟んで北に位置する淀川区西中島地区の一角に新大阪駅があり、梅田ほどではないものの、周辺は高層ビルが乱立している。計画上では新大阪駅で北陸新幹線の終点駅となることから、今後、何らかの再開発が実施される可能性もある。
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