平成筑豊鉄道伊田線・糸田線 金田駅
訪問 2024年12月5日
作成 2024年12月9日
平成筑豊鉄道伊田線・糸田線 金田駅
金田(かなだ)駅は、福岡県田川郡福智町金田に設置されている、平成筑豊鉄道伊田線・糸田線の駅。糸田線の起点駅であり、当駅を境に直方方面と田川伊田・田川後藤寺方面とでダイヤが大きく変わる。平成筑豊鉄道の本社を併設しており、福智町発足前の旧・金田町中心部最寄駅となっている。
駅の情報
補充券(2024年12月5日訪問)
2024年12月訪問時は、福智町にある2つの日帰り温泉(ふじ湯の里・日王の湯)がネーミングライツを取得していた。
どちらも「ちくまるキップ」の入浴権対象施設で、送迎バス経由で現地に向かえる。
施設見学
駅舎内を眺める。現在の施設は2003年に建て替えられたもの。
中央部に吹き抜けになるように壁があり、その外側に木製のベンチを設けている。
平成筑豊鉄道では唯一の有人によるきっぷうりばだが、平日しか開かない。
通勤・通学定期券購入・更新がし辛い印象である。
1番のりば側に設けられた顔出しパネル。
1番のりばから田川伊田・行橋方面を眺める。2面4線の単式+島式ホーム。
こちらは直方方面。隣接する車両基地や留置線による列車待機を含め、分岐器を数多く設置している。
改札口の真正面には、運転士・車掌専用の構内踏切が設けられている。
運転指令室・乗務員事務室へは、ココを使うしか移動手段がない。
1番のりばの東寄りに地下道、奥手には跨線橋がそれぞれ設けられている。
地下道経由は国鉄時代のモノを続投させているが、正直、通路内は老朽化が酷い印象だった。
2番のりばに隣接する地下道の近くに屋根付きの待合所があり、発車標・自販機を設けている。
3番のりばは切欠ホームとなっているが、普段は使われずに簡単な柵で覆っている。
昔はココから糸田線方面への列車が発着していたのだろうか。
直方ゆき普通列車は2番線を使うが、当駅発の場合、西寄りの分岐器・留置線を使って2番のりばに入り込む。
当駅から直方・田川後藤寺、それぞれほぼ同時刻に発車する場合、2番線で背中合わせで待機することが多い。
(ヒナ)4番線から発車すればいいのに……。まさかの連結と思うじゃない。
4番のりばから直方方面を眺める。始発で使われる程度で、普段は写真の通りにシーンとしてる。
乗務員事務室そばに0キロポストがあり、その地が糸田線の起点になる。
こちらは田川後藤寺方面。
金田駅は糸田線の起点だが、実際に糸田線単独区間が始まるのは、駅から約1kmほど南東に進んだ所にある。
そのため、金田駅の先は、あたかも複々線のように見えてしまう。
4番のりばの隣は車両基地となっており、列車の点検・補修工事などは当駅で行う。
駅の近所
福智町発足前の旧・金田町中心部に位置し、彦山川と支流の中元寺川に挟まれるように市街地が形成されている。駅前にはコンビニ・スーパーマーケットといった購買施設がない。
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