E88京滋バイパス
下り行き(瀬田東JCT・IC~久御山JCT)

訪問 2021年9月12日
作成 2021年11月17日

走行記録

瀬田東インター


[30-2]瀬田東IC ここからE88京滋バイパス(有料区間)
草津3丁目交差点付近から続いてきた無料区間は、ココで終了。
大津市石山地区・E1名神高速上りはココを左折。


瀬田東料金所 ここからNEXCO西日本
この先は有料道路となるため、ココで通行手続きを行う。


料金所の先でE1名神高速下りからの車両と合流。E1名神の迂回路区間が始まる。

瀬田東JCT~南郷IC


(国道1号) 東京・日本橋から480km
設置されているキロポストは、国道1号の出発点である東京・日本橋からの距離。500km突破まで、あと少し。


拝啓、E88京滋バイパス
E1名神迂回路としての国道1号バイパス、対戦宜しくお願いします。


車間距離確認区間(設計速度80キロ)
設計上は国道1号のバイパスであるためか、線形面ではE1名神のような滑らかさはない。


特に大津市内では急カーブがコンスタントにあるため、安定した走行は難しい。
京滋の南を通るE1A新名神がいかに重要かが分かる光景だろう。


瀬田川(橋の長さ:150メートル)
橋の先には大津キャンパスをはじめとした、石山・平津地区のニュータウンが造成されている。


当然ながら、周辺は住宅街だらけなので、高い防音壁で阻まれている。


[1]石山IC(宇治・大阪方面の出入口のみ)
石山・平津地区へ抜けられず、そのまま通過する。
E88京滋にあるインターは、殆どが片方向出入口に限定されている。


拝啓、E88京滋バイパス。こんな山の中であっても、一応は滋賀の県庁所在地だとは。


大平山トンネル(長さ:380メートル)
大津と宇治の間に立ち塞がる山々をトンネルなどで貫く。
国道1号・E1名神が京都市内に向かうのに対し、こちらは斜めに貫いてるのでショートカットが狙える。


ハイウェイラジオ石山
E1名神のスピンオフ的存在のE88京滋だが、一応はしっかりとハイラジが設けられている。
大平山トンネルを抜けた後に半径が小さい急カーブが迫るので、ご注意を。


南郷IC 3km 宇治東IC 10km 大阪 61km


大山崎JCT・ICまで25分  [E1名神] 吹田JCTまで40分
[E89第二京阪] 門真JCTまで45分 / 奈良 43km

E1名神のスピンオフ路線であるため、迂回路経由で向える吹田・門真方面の所要時間案内もサポート。


南郷IC 2km


[E89第二京阪] 京田辺PA 22km [E1名神] 吹田SA 43km
[E2A中国道] 西宮名塩SA 65km [E9京都縦貫道] 南丹PA 51km


E88京滋バイパスは昔から独立した国道1号バイパスであったため、休憩施設の設置は一切考慮されていない。あくまでも通過主体であるため、逆に用足しせずに少しでも早く向かう客層相手に使われていると解釈するのが一般的である。なお、この距離案内は、後発で誕生したE1A新名神(千提寺・宝塚北)の案内は無視。


急な下り坂 速度注意(最大傾斜4.0%)
宇治市中心部と大津市街との間は、滋賀県一帯に広がる丘陵地の絡みで、終始坂道となっている。


南郷IC 1km


南郷IC 500m 南郷IC流出車両は左車線へ


濃飛バス(岐阜県高山市にある路線バス会社)
京都を通らない高速バスの多くは、E88京滋・E89第二京阪に迂回する。
E1A新名神が開通した後は、名古屋⇔大阪間でそちらにシフトする可能性もある。


[2]南郷IC

[2] 南郷IC

南郷IC~宇治東IC


以前はこの辺に本線料金所があり、滋賀県区間と京都府区間とで通行料が分かれていたという。
パッと見、本線料金所の痕跡は一切無く、不自然に分離された料金所が残る程度。


内畑トンネル(長さ:650メートル)


京都府宇治市(うじ-し)
内畑トンネルの道中で隣の京都府へ。この地点で宇治市に入った感じはない。


二尾トンネル(長さ:320メートル)


[3]笠取IC(宇治・大阪方面の出入口のみ)
大津市南部と宇治市山間部の間は、山の斜面に沿って細めの県道などが素通り。
この沿線に住む人々にすれば、ある種の緊急迂回路としての活用も考えられる。


宇治トンネル(長さ:4,130メートル)・ハイウェイラジオ宇治
車線変更禁止・京滋バイパス最長トンネル

拝啓、E88京滋。国道1号全体でも最長の長さを誇る「宇治トンネル」、4km以上もあって恐縮です。


トンネル出入口で少しカーブになっている以外、ひたすら直線。
イタズラ走行を防ぐため、トンネル内での車線変更が規制されている。


意外と厳しい規制があることや、トンネル内の幅員が十分に担保されていない、E1名神高速のスピンオフ利用としては過剰な交通量を分散しきれないといった問題があるため、現状の京都市内の迂回路として利用するには、不十分である。ココは南側に出来るE1A新名神高速の運用が待たれるところ。


E1名神は京都市内(洛中・山科)へ向かう客、E88京滋は京都郊外と大阪方面との迂回、E1A新名神はハナから京阪神飛ばしを行う人向け、といった具合で分散利用を勘案すべきだね。


外壁が新しい所と古い所とでまちまち。
以前は笹子TNに見られた天井板がぶら下がっていたことの名残。


宇治東IC 2km


宇治東IC 1km
出口寸前で謎の巨大な穴が左手に見える。浄化設備かな?


[4]宇治東IC
トンネルを抜けると、スグに宇治東インターに到達。進路変更に注意。


[4]宇治東IC 宇治源氏物語のまち
宇治市中心部のほか、京都市伏見区方面はコチラへ。

[4] 宇治東IC

宇治東IC~宇治西IC


大雨時 路面冠水注意
宇治トンネルを抜けると、不自然にアンダーパスを潜り抜ける。


アンダーパスの最中で、JR奈良線・京阪宇治線を通過。


宇治西IC 1.3km


宇治川(橋の長さ:250メートル)
アンダーパスを過ぎた後は、理不尽なSカーブと急傾斜な坂道が連続。
E1A新名神が物凄く滑らかに作られているのを考慮すると、確かにそのまま利用は無理があるだろう。


宇治西IC 800m
宇治川から終点の大山崎JCTまでは高架構造。
この真下を一般道扱いの国道1号バイパスと並走する。


[5]宇治西IC


[5]宇治西IC 宇治市小倉地区・京都市伏見区はコチラへ。

[5] 宇治西IC

宇治西IC~巨椋IC


巨椋IC 1.8km


広域情報表示板(K型)


[5]宇治西IC(大阪・京都市内・長岡京方面の出入口)


巨椋IC 800m
宇治西⇔巨椋の間は1kmも満たない(京滋では最短)。この部分の通行料は100円。


不自然に塗り潰されている部分は「奈良」が描かれており、E89第二京阪→E1A新名神→E24京奈和道で直接乗り換えが出来たことで、巨椋インターで一旦退出し、その後で国道24号バイパスで乗り継ぎをする手間を省いている。


近鉄京都線の上空を通過。送電線が横切るため、車高に問題のある貨物車などは、接触の危険性がある。


久御山インターでは一般道に出られません


[6]巨椋(おぐら)IC 拝啓、E88京滋


[6]巨椋(おぐら)IC
城陽・京田辺方面はコチラへ。ココまでが初期に開通した京滋バイパス(第1期)区間となる。

[6] 巨椋IC

巨椋IC~久御山JCT


久御山JCT 1.5km


完全一方通行型の久御山JCTが近づくため、図形表示板で行き先案内。
右折することで京都市内へ向えるE89第二京阪は、再編前は旧・阪神8号線だった。


デジタル到達予想時間表示板


久御山JCT 1km
第2期区間に相当する巨椋~大山崎は高架区間だらけ。
橋梁の高さは一定でなく、コンスタントにアップダウンが連発している。


久御山JCT 500m


ヘリ横断 わき見注意 / この先上り坂 スピード注意


[2]久御山(くみやま)JCT


[2]久御山(くみやま)JCT
京都市内・枚方・門真・奈良・和歌山・関空方面はコチラで。
E1名神復帰・長岡京・大阪空港方面はそのまま直進する。

[2] 久御山JCT

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