島原道路(がまだすロード)
下り行き(上市場交差点~出平IC)

訪問 2020年5月31日
作成 2020年6月8日

走行記録

上市場交差点~島原南IC 


上市場交差点 島原道路・起点
周辺が住宅街で覆われている、写真の上市場交差点から島原道路(がまだすロード)が始まる。
道の駅・がまだすドーム方面へ向かう場合は、自専道を利用しないように。


諫早 48km 国見 21km 島原 8km / ここから時速60キロ規制


有明海ギリギリの場所を高架構造で結んでおり、線形はかなり緩やか。
しっかり晴れていれば、対岸の熊本市にある金峰山がハッキリ見える。


自動車専用道路だが、あくまでも国道251号のバイパスを強調してか、中央分離は黄色ラインのみの対処。
例のワイヤーロープによる分離対策も無いため、あくまでも一般道路の法定速度(時60)で運用されている。


高架区間のほぼ中間部付近で、右手に雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)が見えてくる。


中安徳IC(島原市街・諫早方面の出入口のみ)
がまだすドームや道の駅に近いが、都合により下り方向は通過するのみ。


上市場交差点~出平インターまでは、完成4車線を想定した設計になっている。
そのため、中安徳ICの一部には、下り方向の拡幅を見越した「イカの耳」がある。


島原南IC 120m
インターチェンジだが、中身は先ほどの上市場交差点と同様の平面交差点。


島原南IC
道の駅ふかえ・南島原市口之津方面は左折、島原市街・島原外港は右折。

島原南IC

島原南IC~島原IC


平面交差点を直進する。不自然な盛土があり、一応は立体交差化を見越した設計にはなっている。


盛土区間に入って、再び自専道がスタート。目の前に南峰・七面山が見える。
島原南~島原も国土交通省が建設を代行する形で整備された。


島原外港IC(諫早方面の出入口のみ)


時速70キロ規制
先ほどの海岸寄りと違い、ココでは時速70キロ規制で運用。パッと見は普通の対面高速道路と同じ。


非常駐車帯の隣に管理用施設があるが、元々は4車線化を見越した空き地。


まゆやまトンネル(長さ:905メートル)


眉山を過ぎると、右手に島原市の中心街が視界に広がる。


島原IC 500m
島原道路の出口標識は一部を除き、NEXCO線とは微妙にデザインが異なる。


島原IC


島原IC 島原市役所・島原城・島原市街はコチラへ。

島原IC

島原IC~出平IC


島原インターから諫早方面は、長崎県が主体となって整備される。
以前は並行する主要道の一部だったが、後に全域が国道251号バイパス扱いに。


この先 対面通行


中尾川大橋


宇土山トンネル(長さ:252メートル)
建設の経緯からか、距離標示を示す標識が全く設置されていない。


出平IC 500m


宇土山トンネルを過ぎると島原市街から離れ、雲仙市北部へ向けて進んでいく。
島原半島のやや小高い丘をゴボウ抜きするような設計が印象的。


出平(いでひら)IC
延伸へ向けた高架橋・盛土工事が実施されていた。


2020年現在ではこのままグリーンロードと直通するよう、そのまま本線合流に至る。
延伸を想定したカルバートボックスなどが出来つつあり、どうなるか見物だ。


出平IC
島原新港方面は右折しよう。この先の諫早・長崎方面は、広域農道の雲仙グリーンロードなどで連絡する。

出平IC

この先の島原道路


当面は雲仙グリーンロードで未開通区間を迂回する。
農道とは裏腹に、どう考えても地元民の生活道路という側面が強い。


あくまでも「農道」。スペック的に無理のあるアップダウンが多く見られる。


グリーンロードの説明板。所轄しているのが農林水産省であって、要は縦割り行政。


出平インターから吾妻西インターまでは、広域農道である雲仙グリーンロードのすぐ隣に、別途で自動車専用道路を整備する方針になっている。二重投資の懸念もあるが、広域農道は元々、農業に携わる人向けに整備された規格外の路線であることに加え、雲仙市吾妻地区~島原市の最短迂回ルートとして地元の方を中心に幅広く使われていることから、総じて走りにくい。

ただ、この道をずっと西に進めば、雲仙市吾妻地区で飛び地区間の吾妻~森山地区へと繋がっていることから、今のグリーンロードは現道当面活用区間の一つとして見なすことも出来る。

島原道路 [島原道路] 吾妻西IC~森山東IC>>

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