E34長崎道 下り行き(武雄JCT~長崎IC)

訪問 2022年11月6日
作成 2023年4月10日

走行記録

武雄JCT~嬉野IC(一日平均利用数:約20,000台)


拝啓、E34長崎道。後半戦、宜しくお願いします。


嬉野IC 3km 東そのぎIC 13km 長崎 58km


武雄JCTから東そのぎインターまでは、休日を除いて最も交通量が少ない。
E35西九州道で佐世保方面に向かう客とで分散されるため。


嬉野IC 2km


嬉野IC 1km


嬉野IC 500m


[7]嬉野IC


[7]嬉野IC
嬉野温泉のほか、嬉野市塩田地区・鹿島・佐世保方面はコチラへ。


トンネル内AMラジオ周波数

【長崎県内のラジオ周波数】
※便利なradikoもご利用下さい。

[7] 嬉野IC

嬉野IC~東そのぎIC(一日平均利用数:約19,000台)


拝啓、E34長崎道。Never Ending Saga.


ようこそ長崎 県境この先4.8km
県境部に記念デザイン市町村標識がない代わりに、観光案内看板をトンネル手前に取り付け。


東そのぎIC 9km 大村IC 22km 長崎 54km


うれしのトンネル(長さ:680メートル)
県境に跨がる3つのトンネルの一つ。最初はそんなに長くない。


1990年に開通した当初は、下り方向を活用して対面通行を行っていた。
1997年に解消されるも、トンネル内には当時の痕跡が根強く残されている。


湯野田川橋
次のトンネルとは橋梁を挟む形で隣り合わせになっている。


不動山トンネル(長さ:2,010メートル)


2本目の不動山トンネルは、E34長崎道では数少ない2km級の関脇級。
トンネル出口まで緩めの右カーブが続いている。


塩田橋


俵坂トンネル(長さ:2,610メートル)

県境部に立ち塞がる、2km超の大関級トンネル。
かつてはE34長崎道最長だったが、下り方向の長崎トンネルが開通したことで、その座を奪われた。


トンネル内は出口までほぼ一直線。


ここから長崎県
トンネル内のほぼ中間点で、隣の長崎県に入る。


県境から先は下り坂になっている。
並走する国道34号も、県境・俵坂峠の前後区間は結構厳しい坂道が続いている。


道の駅彼杵の荘 3km(ETC2.0乗り直し料金据置) 大村湾PA 6km


AMラジオ周波数(長崎県)


大村湾・速度規制緩和区間(時速100キロ)
大きくカーブすると、一転して大村湾が視界に飛び込んでくる。


路肩幅員縮小区間(最高速度100キロ規制緩和)
長崎県警の裁量で、俵坂TN出口から東そのぎインターまでは、時速100キロに規制緩和。
本来、嬉野と東そのぎの間は、トンネルが連続するという理由で時速80キロ設計になっている。


東そのぎIC 2km 彼杵川橋
この真下で国道34号と立体交差。国道は旧・長崎街道の経路をほぼ忠実になぞっている。


道の駅彼杵の荘 IC出口より400m ETC2.0 乗り直し料金据置


東そのぎIC 1km


東そのぎIC 500m  ハウステンボス方面 このインターから


[8]東そのぎIC ハウステンボス方面このインターから
HTBはE35西九州道経由の方が近いが、進路変更に失敗した客向けに最後のヒントを出している。


[8]東そのぎIC 道の駅彼杵の荘 ETC2.0乗り直し料金調整
東彼杵町のほか、国道205号経由で川棚・早岐方面へ向かう場合もコチラへ。
将来的にはココで東彼杵道路と何らかの形で接続する。


大村湾PA 3km 木場SIC・PA 17km

[8] 東そのぎIC

東そのぎIC~大村IC(一日平均利用数:約23,000台)


長い下り坂 速度注意 拝啓、E34長崎道


大村湾PA 2km 木場スマートIC・PA 16km


大村IC 12km 木場スマートIC・PA 15km 諫早IC 22km 長崎 44km


東そのぎインター以降は、大村湾に沿うようにして高速道路が整備されている。
かなりの高台に設けたため、アップダウンやカーブが今まで以上に激しい。


大村湾PA 1km


大村インターまでの道中は、常に右手に大村湾の視界が入ってくる。


大村湾PA

大村湾PA(下り行き)


拝啓、E34長崎道


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
周辺は棚田になっており、彼杵茶などの栽培が行われている。


ダイナミックな高架構造・切り通しが見えてくる。


登坂車線
以前は跨道橋に標識を付けて案内していた。見えんって……。


周辺が棚田で作物を営んでいる影響からか、トンネルにせずに強引な切り通しで作られている。
無理して山を切開したこともあり、かなりの迫力感を覚える。


東彼杵町と大村市の境目先までは、急な坂道への配慮から登坂車線を持たせている。
この付近で西九州新幹線と交差するが、新幹線はトンネルの中なので気づかない。


登坂車線ここまで


松原バスストップ


松原バスストップ
長崎方面に向かう路線バスが停まるも、ココでは単に降車しか行わない。


長い下り坂 速度注意
奥手に大村市中心街の光景が見えてくる。


下り坂 速度注意(最大傾斜4.0%)


大村市街に近づくため、山を下りるべくカーブとやや急な坂道に入る。


大村IC 2.5km


一連のアップダウンは大村インターの手前で終わり。この先も切り通し区間が続く。


大村IC 1km


大村IC 500m


[9]大村IC


[9]大村IC 大村市中心街・長崎空港はコチラへ。

[9] 大村IC

大村IC~木場スマートIC(一日平均利用数:約27,000台)


木場スマートIC・PA 3km


拝啓、E34長崎道。この付近は住宅街密集地でありつつ、切り通しで無理して繋いでますね。


木場スマートIC・PA 2km


木場スマートIC・PA 1.7km 諫早IC 10km 長崎多良見IC 15km 長崎 30km


木場PA ETC出口 車長12m超通行不可
接続先の大村市道は道幅がやや狭いため、大型車の出入りは出来ない。


木場スマートIC・PA 1km


木場スマートIC・PA 500m
車間距離確認区間(設計速度100キロ)


[9-1]木場(こば)スマートIC・PA
E34長崎道最後の休憩施設。といっても、中身はコンビニ程度のサービス。
近接する大村医療センターや大村市南部地域はコチラで。


木場バスストップ
長崎市街へ向かう路線バスに対して客扱いを行っている。
出口ではなく、入口通路沿いにバス停があるのは珍しい。

木場PA

[9-1] 木場スマートIC・PA

木場スマートIC~諫早IC(一日平均利用数:約27,000台)


拝啓、E34長崎道


大村から多良見までは、1982年11月に開通。
長崎県区間では初の開通区間で、最初は飛び地開業だった。


鈴田高架橋
ココで国道34号・JR大村線と立体交差。


長崎街道における難所・鈴田峠に対し、E34長崎道はやや西側に迂回して作られている。


日岳トンネル(長さ:780メートル)


荒削りなトンネル内部だが、コレでも一度はリニューアル工事を実施している。
トンネルを境に緩めの下り坂へ。


日岳トンネルは上下線で大きく高低差が開いている。


今村PA(佐賀・福岡方面のみ)


諫早IC 2km


諫早IC 1km


諫早IC 600m
2020年に開通した島原道路の真下を潜る。
この近くでJR長崎本線(市布・長与経由)とも立体交差している。


[10]諫早(いさはや)IC
このインターを境に 国道34号・市布経由と同様、大村湾をなぞるように大きく西へ旋回する。


[10]諫早(いさはや)IC
諫早市中心部のほか、島原道路経由で雲仙市・島原方面へ向かう場合もコチラで。
西日本高速道路九州支社・長崎高速道路事務所が併設されている。

乗り換え:島原道路
諫早インターから雲仙市森山地区を経由し、島原半島の北東部を通過する地域高規格道路。

[島原道路] 雲仙市・島原方面>>

[10] 諫早IC

諫早IC~長崎多良見IC(一日平均利用数:約26,000台)


拝啓、E34長崎道


長崎多良見IC 3km 長崎芒塚IC 11km 長崎市街 18km
長崎市役所が近づくため、下段部の案内が「市街」という表現に変わる。


諫早から先は 長崎都心へ向かう重要区間だが、通勤時を除けばそれほど混まない。


長崎多良見IC 2km(E96長崎バイパス)


車間距離確認区間(設計速度100キロ)
時速100キロでの走行が担保されているのは、多良見インターまで。


長崎多良見IC 1km


長崎多良見IC 800m


平和公園・時津 このインターから


情報表示板(E96長崎バイパス・E34長崎道)


[11]長崎多良見(ながさき-たらみ)IC


長崎多良見本線料金所(跡地)
2004年の延伸以前は当インター止まりだったため、この地に本線料金所が設けられていた。
その痕跡がごく僅かに残るも、延伸に伴って大きく改変され、当時の面影は殆ど無い。


[11]長崎多良見(ながさき-たらみ)IC
浦上地区(平和公園・浦上天主堂)・東長崎地区・時津・長与方面はコチラから。

乗り換え:[E96] 長崎バイパス(川平有料道路接続)
E34長崎道から、平和公園・浦上天主堂・県庁・JR長崎駅・時津方面へ向かうに便利なバイパス道路。

[E96長崎BP] 浦上地区・時津・長与>>

[11] 長崎多良見IC

長崎多良見IC~長崎芒塚IC(一日平均利用数:約14,800台)

対面通行時代の想い出(多良見~長崎)


ここから設計速度80キロ
2004年に延伸した多良見~長崎は、山がちな地形を通る理由から、時速80キロ設計となっている。


拝啓、E34長崎道。いよいよ最後の線区。……長かったですね、4車線化事業。


長崎芒塚IC 7km 長崎IC 10km
長崎市内に入ったため、下段部の長崎市街(市役所)までの距離案内が消滅する。


長崎芒塚インターまでは2019年6月に4車線化が完了。
それまでは対面通行で渋滞・速度低下が続く状態だった。


中里トンネル(長さ:1,500メートル)


それまでのE34長崎道に比べ、スペックダウンしたこともあり、カーブがやや窮屈である。


拡幅事業は下り方向を対象としており、それまでは上り方向で暫定2車線運用を行っていた。


平間橋
この途中で国道34号と立体交差。E34長崎道の隣を西九州新幹線が並走している。


緊急車両入口
東長崎地区の街中を通るが、リアス式海岸沿いに住宅街などが密集しているため、インターの増設が困難。
そのため、当地区へは手前の多良見インターか、芒塚インターから向かうことになる。


段階的に対面が解消されたため、部分開業時はココで上り方向に集約されていた。その痕跡が残されている。


平間トンネル(長さ:840メートル)
ここから長崎芒塚インターまで、緩めの上り坂とトンネルが連続する。


長崎芒塚IC 3km
4車線化に伴い、新たに避難通路が増設。
対面時代は「ずっと上り坂」という地形的な事情で渋滞が起きやすかった


中尾トンネル(長さ:1,690メートル)
トンネル情報板が邪魔して距離標識が見えない。右にやっておくれ。


長崎芒塚IC 1.6km


長崎芒塚IC 1km


日見夢大橋(橋の長さ:365メートル)
長崎街道最後の難所・日見峠の近くを、大がかりな斜張橋で切り抜ける。
この真下を国道34号が通過しており、国道側はトンネルを越えて長崎市街に出る。


長崎芒塚IC 200m 長崎インター直進


2022年3月に最後の暫定2車線が解消される前は、ココで無理やり上り方向に飛び乗っていた。


[12]長崎芒塚(ながさき-すすきづか)IC


[12]長崎芒塚(ながさき-すすきづか)IC
長崎市東長崎地区(ペンギン水族館)の他、峠を越えて長崎市街へ向かう場合はコチラへ。

[12] 長崎芒塚IC

長崎芒塚IC~長崎IC(一日平均利用数:約12,000台)


芒塚インターが山の谷間に無理して作ったこともあり、芒塚⇔長崎の連絡は全く考慮されていない。


長崎トンネル(長さ:2,640メートル) E34長崎道最長トンネル

下り方向のE34長崎道では最も長いトンネルで、同路線における大トリである。


対面通行時代は速度低下の確信犯だったが、4車線化で諸問題は完全に解消された。
2022年に完成したこともあり、トンネル内は非常に綺麗で真新しい。


長崎インター料金所 1.8km
4車線化に伴い、長崎トンネル内にも避難通路が増設されている。


長崎インター料金所 1km ここから時速60キロ規制


長崎インター料金所 600m 速度落せ
出島道路 右車線へ

トンネルを抜けるとスグに料金所。


長崎インターから先の分岐標識が設けられている。
長崎市街はオレンジ茂木地区・野母崎地区は青車線へ。


[13]長崎インター料金所
ココでNEXCO線の通行料を支払う。E3九州道・太宰府インターからの場合、普通車で3,610円。
オレンジ色のゲートに入ると、強制的にE34出島道路に誘導されるため、出島道路の通行料もまとめて払う。


[13]長崎IC E34長崎道・終点
この地を以てE34長崎道は終了し、大分米良・鳥栖から続いてきた九州横断道もココで完結。
引き続き、E34出島道路及び、一般道路経由で長崎市街・長崎南部を目指す。

乗り換え:[E34] ながさき出島道路
長崎ICで相互乗り入れしているバイパス道路。市民病院前までトンネル一本で結ばれている。

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[13] 長崎IC

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