東海道本線(JR京都線) 東淀川駅

訪問 2021年9月13日
作成 2023年10月29日


東海道本線(JR京都線) 東淀川駅

 東淀川(ひがしよどがわ)駅は、大阪市淀川区宮原2丁目に設置されている、東海道本線(JR京都線)の駅。ここから塚本駅までは、JR西日本が定める「大阪市内区間」となる。

 淀川区内にあるにも関わらず「東淀川駅」と名乗るのは、駅が発足した当初は東淀川区内に設けられていたためであり、1974年の再編・分区で淀川区された後も駅名を変更せず現在に至る。戦前の弾丸列車計画では、当駅付近に新大阪駅を作る構想だった。

駅の情報

基本データ(大阪市内区間)

        

駅名標

施設見学


駅舎内を眺める。現在の駅舎は2018年11月に高架化された。
開かずの踏切対策に配慮し、自転車も通行可能な幅の広い東西自由通路を設けている。


地上駅時代は木造建築の駅舎で窓口もあったが、高架化前に廃止。
現在はみどりの券売機プラスにその役割を託している。


改札口を眺める。出入口それぞれ3基ずつ設置され、うち1基はICカード専用で運用。
高架化する前にきっぷうりばが廃止されたため、高架化後は最初から出札業務しか行っていない。


改札内コンコースに設けられたトイレ。


2番のりばから、大阪・神戸方面を眺める。2面2線の相対式ホーム。
外側に待避線があり、その部分を特急・新快速が通過する。


当駅の目と鼻の先に新大阪駅が見えるが、普通列車しか停まらないので、見た目に反して遠く感じる。


こちらは高槻・京都方面。
当駅まではおおさか東線と並走しており、この先の神崎川を渡った先で立体交差する。


外側ホームは特急・新快速が使うが、内側ホームは快速列車が使う上、快速すら当駅を飛ばす。
(イコ駅長)東淀川駅の事情を知らないと、「別に要らないかな……」と思われそうや。

駅の近所


高架化前までは、大阪市内では数少ない貴重な木造建築の駅舎だった。
高架化・旧駅舎解体後も、当時の歴史を綴った写真を残す形で思いを馳せる。

 周辺はやや古いアパートやマンションが密集しており、西口を中心に商店街が形成されている。高架化以前は近くに踏切があったものの、様々な列車が行き来することから踏切が全く開かない状態だった上、迂回路も貧弱であったことから、安全に東西を連絡できる自由通路の整備が急務だった(大阪市とJR西日本がそれぞれ分担して、現在の高架駅が誕生)。

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