山陽本線 糸崎駅

訪問 2020年12月6日
作成 2023年7月23日


山陽本線 糸崎駅

 糸崎(いとざき)駅は、広島県三原市糸崎4丁目に設置されている、山陽本線の駅。当駅を境に岡山・備後エリアと広島・呉方面とでダイヤが大きく入れ替わる。

駅の情報

基本データ(無人駅)

   

駅名標

施設見学


駅舎内を眺める。以前は窓口が設けられていたが、2020年2月末で閉鎖された。
みどりの券売機・券売機プラス置き換えもなく、通常タイプの近距離券売機があるのみ。


待合室の隣に信金ATMが突っ立っている。


駅舎と実際のホームとは少し距離があり、跨線橋を経由して島式ホームへ連絡する形態を採る。


この先の広島支社管内の駅で見られる、木造建築向けの跨線橋。
原則として、跨線橋の真ん中が福山方面、突き当たりが広島・呉方面を割り当てている。


2番のりばから三原・広島・呉方面を眺める。2面4線の島式ホーム。


こちらは尾道・福山方面。姫路・上郡方面から続いてきた列車も、原則として当駅止まりとなる。
引き続き、三原・広島・呉方面へ向かう場合は、別の島式ホームに乗り換える必要がある。


3・4番のりばに停車中の227系電車。普段は3番線から発車する。
以前は当駅で広島支社と岡山支社が入れ替わっていたため、電車もJRと国電とでハッキリと分かれていた。


駅の南側は大量の留置線に加え、隣接するJR貨物のオフレールステーション向けの線路が設けられている。


姫路・上郡方面から続いてきた国電の出番も、原則として糸崎で一旦別れを告げる。
次に国電のオンパレードが見られるのは、山口エリアに入ってから。


跨線橋から眺める227系電車。広島都市圏へ向けた長い旅路が、糸崎・三原から始まる。


かつては227系といったら「広島シティネットワークの象徴」という意味合いが強かったが、2023年7月からは岡山・備後エリアでも、老朽化した国電117系の置き換えとして、227系の派生版である「Urara」の運用が開始された。今後も段階的に227系への交換が進められ、岡山・備後エリアでの国電使い回しも、そう遠くない未来に「過去の話」になるだろう。

駅の近所

 かつては糸崎・三原より西側の山間部を通るべく、蒸気機関車のターミナル駅を設置する目的から糸崎機関区が設けられていた。1970年代になると山陽本線・呉線いずれも電化したことで蒸気機関車の出番は無くなり、それに置き換わる形で大量の留置線が残るのみとなっている。

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