鹿児島本線・山陽本線 門司駅

訪問 2021年1月17日
作成 2021年4月3日


鹿児島本線・山陽本線 門司駅

 門司(もじ)駅は、北九州市門司区中町に設置されている鹿児島本線・山陽本線の駅。本州方面と接続する山陽本線・関門トンネルの九州側に接し、神戸駅から続いてきた山陽本線はココで終点となる。但し、列車の運行系統上は隣の小倉まで直通している。

駅の情報

基本データ(北九州市内区間)

     

駅スタンプ

駅名標

施設見学

南北自由通路・改札口


門司駅は2004年に高架化され、南北自由通路経由で駅の中に入る形を採っている。
南口寄りの駅ビルは「えきマチ1丁目門司」となっているが、入居しているテナントは限定的な様子。


北口(大里赤煉瓦タウン口)へ通じる連絡通路。


改札口・みどりの窓口。乗り換えを含めた重要な駅だが、その割には改札口は少し狭い。
窓口の隣に、門司駅のマスコット「じーも」の巨大オブジェが飾られている。


自動券売機は2基。近距離きっぷの運賃表は、下関で繋がる他社線のソレは灰色で案内している。
一部のトクトクきっぷを券売機で購入できる以外、中長距離を伴うきっぷは窓口で。


改札を通って左折すると、手前から合計3つの駅ホームへ通じる階段が出現。

1・2番のりば(小倉・折尾方面)


1番のりばから小倉・折尾方面を眺める。全てのホームが島式で構成された3面6線の駅となっている。
基本的に1・2番のりばから発車する列車は、小倉・折尾・博多・行橋方面で固定されている。


こちらは門司港方面。ラッシュ時は1・2番のりばどちらからも列車が到達する。

3・4番のりば(原則として下関方面)


3番のりばから小倉方面を眺める。
関門トンネルが3~5番線沿いにあることから、基本的には下関方面からの車両が停車する。


4番のりばの奥手に立体交差で異なる所へ向かう線路があるが、そこはJR貨物のターミナル駅へ繋がっている。
門司~小倉は中間点に貨物駅・工場があることから、鹿児島本線はその脇を通る形で大きく分離する。

5・6番のりば(門司港・下関方面)


門司駅で最も北寄りに設けられた5・6番のりば。
時刻表の案内にもある通り、5番線は下関行き、6番線は門司港方面へ繋がる。


4・5番のりばの中間点に2線路ほど別枠で存在するが、ココは貨物が使う。


6番のりばは門司港行きに限定されており、後述の関門トンネルの脇をすり抜ける。


門司駅の時刻表(2021.2現在)。ラッシュ時は本数が大変多いが、昼間時は結構疎ら。
また、下関方面へ向かう山陽線に関しては地形的な事情から、頑張っても1時間4本程度しか走らない。

山陽本線(関門トンネル)とデッドセクション


5・6番のりばの北端に行くと、デッドセクションと呼ばれる特殊な装置がある。
鹿児島本線が交流に対し、山陽本線は直流で運用されているため、ここで切り替えを行う。


門司駅を過ぎると車内の電気が一旦切れ、その後で直流に切り替えてトンネル内に入る。
入口までに直流に切り替えないと車両などが破損するため、切り替えを指示する標識が結構ある。


2019年に関門トンネルは77歳を迎えたため、5・6番のりばには、記念のモニュメントが飾られている。
ちなみに、在来線は上下線それぞれ別に掘られており、進行経路なども微妙に異なっている。

駅の近所


南口の駅前ロータリーを眺める。門司港駅の時と違い、こちらはマンションなどの生活拠点が多く広がる。


跨線橋から見た小倉方面。山に阻まれているが、コレを抜ければ小倉市街。

 駅の周辺は南口側に国道3号(北九州市管理)が通過しており、駅前あるあるな居酒屋や飲食店街などが広がる。山が目の前に迫っており、その山肌を縫うように住宅街が集中している。北側は高層マンションによる再開発が行われている。

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