八木山バイパス 下り行き(篠栗IC~穂波東IC)
訪問 2025年3月30日
作成 2025年4月7日
走行記録
篠栗IC 八木山バイパス・起点
八木山峠の分岐点となる篠栗インターより、八木山バイパスはスタート。
以前は現在の上り方向を活用して対面通行を行っていた。
全く同じ場所を通るのに、4車線化すると「今までとは別物」と感じるの、何なんでしょうねぇ……
福岡天神と飯塚・田川方面を結ぶ西鉄バス。1時間2~3本と、並行するJR篠栗線と競合関係にある。
イタチ君「対面通行時代は事故による遅延に悩まされていたけど、もう、そんな心配しなくていいんだ……」
随所に非常駐車帯が設置され、4車線化+再有料化で現代的な非常電話を追加投入。
北九州 55km
八木山バイパスは一般道路だが、随所に自専道の「緑」を起用する標識があり、一致しない。
国道201号経由では北九州に到達できないため、田川・行橋方面の案内にすべきでは?
対面通行時代は写真の場所で追越車線が出現していた。
4車線化で下り方向の用地に転換されたため、お役御免となって消滅。
一般道路と同じ設計だが、4車線化したことで以前よりも道幅が広くなったかのような錯覚を覚える。
これが本来の「あるべき姿」。
[NEXCO西日本] 八木山バイパスは3月30日0時から有料道路になります
篠栗本線料金所 1km
料金所に関する標識等は、初代とほぼ同じ場所に、ほぼ同じ内容のものが置かれている
黒木原橋
対面通行時代から存在する高架橋で、下り方向にのみ設置。
対面時代は上り方向で片側1車線運用を行っていたため、老朽化対策も含め、拡幅に合わせて作り直されている。
花廻第1大橋
ここで八木山峠を経由する旧道から離れ、JR篠栗線同様、九郎原経由で迂回する経路に変わる。
カーブの半径が歪に小さく、対面通行時代は事故や著しい速度低下が生じる箇所でもあった。
篠栗本線料金所 500m 速度落せ
篠栗本線料金所(2代目)
初代と全く同じ場所に、再度、本線料金所が設置。普通車は1回280円。
初代と違い、2代目はETCによる無線通行が可能。これにより、料金所での精算待ちによる混雑は軽減された。
なお、2代目は完全な単独の有料道路として扱われるため、高速道路におけるETC割引は一切適用されない。
新城戸橋
一般県道・内住篠栗線と立体交差。近所に城戸インターが設けられている。
筑穂IC 1.5km
筑穂トンネル(長さ:1,311メートル) 八木山バイパス最長トンネル
八木山バイパス最長トンネルで、筑穂インターまで緩やかな左カーブが続く。
対面通行時代はただでさえ道幅が狭かったこともあり、頻繁に事故が多発していた。
筑穂IC 150m
筑穂(ちくほ)IC
筑穂(ちくほ)IC
飯塚市発足前の旧・筑穂町及び、桂川町方面へはコチラへ。
筑穂IC
筑穂インターを過ぎると、下り坂と同時に右側車線が消滅。
筑穂~穂波東までの区間は、2029年度までに4車線化する方針。
有料道路でも4車線化に期待する声が高く、早期の完成に期待を寄せたい。
九郎原トンネルの上り方向、パッと見では何となく完成しているように見える。
九郎原トンネル(長さ:505メートル)
4車線化した筑穂トンネルを見ると、未だに対面通行のままの九郎原トンネルは異様に道幅が狭いのが分かる。
険しい坂道の道中にあることもあり、速度低下・超過に伴う事故が起こりやすい。
長い下り坂 速度注意(最大傾斜4.9%)
急峻な谷間を、滑り台に近い傾斜角度のもとで降りていく。
対面通行ではあるものの、一部を除いて安全分離策(ワイヤーロープなど)はない。
福ヶ谷橋
2025年3月地点では橋梁の床版取り付けに着手したばかりだった。
急カーブ 法定速度60キロ
穂波西IC 2km
急傾斜な坂道であるため、簡易分離措置の上、上り方向は登坂車線を設けて速度低下対策を実施。
登坂車線は拡幅に伴って、上り方向の付加車線に割り当てられる見通しで、いずれ消滅する。
長い下り坂 速度注意(最大傾斜5.0%)
筑穂インターから穂波西インターまでは、ひたすら急傾斜な坂道が続いている。
穂波西IC 1km
一部では橋梁の床版が部分完成している所もあるが、基本的には全然。
穂波西IC 500m
穂波西(ほなみ-にし)IC
穂波西インターの前後は、半径の小さいカーブで覆われている。
穂波西(ほなみ-にし)
穂波西IC
穂波西インターから先は緩やかな坂道に落ち着く。
写真のように、橋梁部分を伴わない線区であれば、部分拡幅のチャンスもあり得るかも?
穂波東インターまでは見通しの悪い森林地帯を、急カーブの繰り返しで押し通している。
弁分高架橋
2025年3月地点では橋脚すら出来ていない状態であり、4車線化の大トリとして、最後まで時間を要する。
総じて道幅が異様に狭く、大型車が通ろうもんなら一旦停止寸前まで速度が歪に落ちることもざらである。
穂波東IC 500m
穂波東(ほなみ-ひがし)IC
穂波東(ほなみ-ひがし)IC
国道200号(長崎街道)と立体交差する。直方・八幡西・筑紫野方面はコチラへ。
国道200号との立体交差部分も床版が取り付いていないため、後々設置作業が行われる予定。
周辺は接続先の飯塚庄内田川バイパスも含め、ロードサイド店舗が密集する。
八木山バイパス・終点
飯塚庄内田川バイパスと合流し、八木山バイパスは終了。この先、田川・行橋方面へと続いている。
穂波東IC
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