広島高速1号線 温品PA
訪問 2021年3月14日
作成 2021年3月18日
広島高速1号線 温品PA
温品(ぬくしな)PAは、広島市東区に設置されている、広島高速1号線のパーキングエリア。温品・仁保方面へ向かう下り方向限定であり、広島高速全体で見ても唯一の休憩施設になっている。元々は広島県道路公社が整備した一般有料道路（旧・安芸府中有料道路）の休憩スペースを活用したもの。
パーキングエリアの情報
広島高速の非常電話には「高速番号＋HD（非常電話）＋起点からの設置番号」が刻まれている。
使用されているフォントは、都市高速にありがちな「ゴナ」や「新ゴシック」ではなく、旧・JH公団書体。
施設見学
駐車場を出口通路沿いから眺める。山の斜面に作られているためPAは狭く、小型車中心で編成している。
駐車場の真正面にトイレがあるが、利用実態に反映し、男女ともに便器の数は控え目。
入口通路の近くに非常電話・身障者P。NEXCOと違い、身障者向けの雨除けなどは無い。
飲料水もので構成された自販機コーナー。喫煙スペースを兼ねている。
情報コーナーがあるが、交通情報パネルなどは無く、単に広島高速のチラシ類があるだけ。
出口通路沿いは公園として整備されている。
一服出来そうな広い空き地。真ん中の石で出来たテーブルには、広島市内の観光情報が載っていた。
高速道路開通記念碑
出口通路沿いにある空き地に飾られており、余裕で見つけられる。
安芸府中有料道路
完成記念
平成8年7月30日
広島県知事 藤田雄山
前述の通り、元々は広島県道路公社が整備する広島県道70号広島中島線（主要地方道）のバイパス・安芸府中有料道路として供用された路線であり、1997年に指定都市高速道路に編入された後は、広島高速道路公社に管理権が移動し、それに併せて広島高速1号線に変更された。開通記念碑には1996年に完成したと記載しているが、同年はそれまで一般道路スペックの対面通行が解消され、4車線通行が可能になったことから、それに併せて「完成」と見なしているモノとみられる。
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