E73岡山道 総社PA 上り行き
訪問 2021年11月15日
作成 2021年12月1日
E73岡山道 総社PA 上り行き
総社(そうじゃ)PA上りは、岡山県総社市福井に設置されている、E73岡山道のパーキングエリア。
パーキングエリアの情報
施設見学
出口通路沿いから駐車場を一望する。下り同様、そんなに駐車スペースは確保されていない。
トイレの隣に二輪車・身障者P。下り同様に屋根付きでトイレへ移動できる親切設計。
総社市内で古墳がたくさん発見されていることから、PAも古墳を意識した造りになっている。
トイレも、外見上は岩で組み立てた古墳っぽい構造。最初からバリアフリーに対応済み。
そんなに交通量が多くないためか、自販機も2基のみ。
高梁SAの時は10台以上も確保されていたため、雲泥の差である。
下り同様、上りも屋根付きテーブル席の部分を喫煙スペースに割り当てている。
上りにも前方後円墳の模型が飾られており、ミニ公園として整備。
なお、総社PAの看板娘(?)だった埴輪は、上りでは確認できなかった。
高速道路開通記念碑
夢を求めて
平成9年3月吉日
JH岡山工事事務所
北房JCT~岡山総社インターは、1997年になって一度に開通。これにより、E2山陽道の枝線扱いで開業していた総社~岡山JCTと接続し、備北・美作地域と岡山・倉敷都市圏の連絡が可能になった。また、それより一足お先に開通していたE73米子道とも繋がったため、日本海⇔瀬戸内海⇔太平洋の移動が、条件がありつつも物理的に行き来できる形になった。開通記念碑には「夢を求めて」と記されているが、要は「君は山陰の日本海を見たか。私は四国の太平洋が見たい」そのもの。この夢を追いかけてきた中国地方・四国地方の人たちにすれば、一種の転換期になったこととは言えそうである。
開通後は肝心の中間部である瀬戸大橋区間の通行料の高さ(それに伴う休日割引導入・宇高航路の廃止・自治体負担のあり方を巡る問題)や、E73岡山道・E73米子道・E32高知道に数多く残されていた片側1車線の解消へ向けた取り組みが段階的に続いている。夢は叶ったが、少なくとも2021年の地点では、より現実的な展開へ向けて更なる進歩を続けている。
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