E30瀬戸中央道 与島PA
訪問 2023年9月11日
作成 2023年9月18日
E30瀬戸中央道 与島PA
与島(よしま)PAは、香川県坂出市与島町に設置されている、E30瀬戸中央道のパーキングエリア。瀬戸大橋区間の道中にある離島・与島に設けられた休憩施設で、瀬戸大橋の見学・展望も含めたサービスエリア級の設備となっている。地形的な事情から上下線集約型として整備されており、Uターンが可能な作りをしている。
パーキングエリアの情報
本線に戻る前に、必ずココで通行券をチェック（ETCは無線通行）。
前進もUターンも可能な構造である以上、しっかりと検札を受けないと。
ETCは無線通行、現金等は通行券を精算機に投入して記録を書き込ませるという説明。
前述の通りに狭い与島内に大型の休憩施設を誘致したことから、本線に戻る際に前進、あるいはUターン出来るような構造をしている。そのため、経路確認の観点から、麓にある与島チェックゲートで通行手続きを行う必要がある。
上下線共通の施設であり、トイレ前の身障者向け駐車場付近に集約して設置されている。
基本的には「本線」と表示。一方通行型＋複雑なアクセス道路という条件から、至る所に誘導標識が設置されている。
施設見学
展望台から駐車場を眺める。大型車向けの枠もあるが、基本的には小型車最優先。
非常に広大な駐車場だが、休日以外のデータイムは写真程度の利用数に留まる。
与島PAの前後に架かる高架橋をじっくり眺める。
上部がE30瀬戸中央道、その真下をJR四国の本四備讃線が通過している。
第1駐車場に収まりきれない場合は、本線復帰路の途中から分岐して第2駐車場へ向かえる。
第2駐車場利用後も、再度、第1駐車場に戻れるため、どうしてもという時に使いたい。
島の北側（本線復帰通路沿い）に二輪車スペース。
雨宿りに対応できるスペースは限られている。
購買施設が高台になっており、その部分にトイレが設置。
身障者向け駐車場も、その高台に向かうように整備されている。
喫煙スペースは展望台・レストランの真正面付近。
E30瀬戸中央道では当施設しかない、わたるカメラ台。奥に見える南備讃瀬戸大橋と共にチェキを。
高台になっている展望台からは、南備讃・北備讃瀬戸大橋と、その先の番の州高架橋が一望できる。
南備讃・北備讃橋の真下は船舶が通過する海峡区間であるため、タイミング次第では船が見れるかも。
購買施設を眺める。実質サービスエリアであり、特に土日祝日は観光客を主体に賑わう。
四国島向けの情報案内や、セブン銀行ATMが設けられている。後者は何気に便利。
食堂近くのコンコース沿いに、有料のマッサージチェアが設けられた専用室がある。
購買施設は「よしまルシェ」という名称で営業しており、四国島（特に香川県）のお土産品が充実している。
JB本四高速では3箇所しかない、貴重な情報案内所。E30瀬戸中央道ではココだけである。
スナックコーナーは「よしまレスト」という名称になっており、定食類が主。
別枠のレストランは讃岐うどん専門店で、本場さながらのセルフサービスが受けられる。
与島PAあれこれ
（えきちゃん）バブルのツケだよ～。
第2駐車場付近には、瀬戸大橋が開業した1988年～2011年まで、瀬戸大橋フィッシャーマンズワーフと呼ばれる商業施設が存在していた。当初は京阪グループが主体となって離島の与島を更に盛り上げるべく、レジャー要素を伴う巨大な商業施設を誘致するも、当時のE30瀬戸中央道の通行料の高さ（1回5,500円前後）が原因で誰も客が寄らずの状態に。その後はテナント元が入れ替わるも、通行料の割高さが原因で起きる問題だったことから根本的解決には至らず、あっさりと閉鎖して解体されている。
現在は坂出市が管理する土地になっているが、跡地には太陽光パネルがズラズラと並べられている。
1000円高速の効力が切れた後、唐突に登場。
ETC休日特別割引（2010年～2011年）の効力が切れた後、客離れを危惧して唐突に誕生した四国島4県の擬人化少女。「讃岐かおる」「阿波あわな」「土佐りょう」「伊予あい」という4人の女性達を描いている。当初は結構活躍していたようだが、現在は壁面に面影が残るのみに留まる。
おみやげ街道JB本四高速
恐るべし讃岐うどん（土産品）
香川県内では数少ない巨大な休憩施設であり、かつ、瀬戸大橋を経由して本州方面に戻れるという地勢を活かし、讃岐地域のお土産品が非常に充実している（特に生うどんは豊富に取りそろえている）。一方で四国島を脱出するという意味合いもあるため、数は少ないが愛媛・徳島・高知土産も僅かながら揃えている様子。うどんの充実っぷりを見て、わたる君はこういった。「恐るべし讃岐うどん」。
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