予讃線(瀬戸大橋線)・高徳線 高松駅

訪問 2021年1月2日
作成 2021年4月10日


予讃線(瀬戸大橋線)・高徳線 高松駅
(たかまつ・えきちゃん / さぬき高松うどん駅)

 高松(たかまつ)駅は、高松市浜ノ町に設置されている、予讃線・高徳線の駅。両路線それぞれの起点駅であり、かつ、香川県・四国島最北端に位置する。高松市中心部最寄り駅。

 宇高連絡線があった頃は、当駅が四国の玄関口として栄えた。

駅の情報

基本データ

        

駅名標


副題として「高松さぬきうどん駅」という名前が付けられている。

施設見学

改札外


駅舎内を眺める。カマボコのような開放感のある構内で、高松の玄関口を印象づける。
現在の駅舎は2001年に完成したもので、以前は国鉄時代に見られたコンクリート製の建物だった。


自動券売機のうち、近距離タイプは6基設置。これはJR四国の駅としては最も設置台数が多い。


改札口寄りの部分にMV50が2基設置されている。
特急券や一部列車の指定席を確保するに最適。


改札口とは別の場所(高松銘品館の隣)にみどりの窓口がある。


高松駅の改札口。JR四国で自動改札機があるのは、ココと高知駅だけ。
他は主要駅であっても手動改札での対応なので、いかに人の出入りが激しいかが分かる。

改札内


全ての列車がココで停車するため、改札口寄りの全線路に車止めが設けられている。
7・8番のりば側には名物の「連絡船うどん店」があったが、COVID19の影響で休業してた。


改札寄りから1~3番のりばを眺める。こちらは高徳線経由で徳島へ向かう列車で構成されている。
高徳線は非電化であるため、上空にパンタグラフが無く、他の電車が乗り入れ出来ない。


4番のりばは予讃線(坂出・観音寺・松山方面)の列車が使う。
高知へ向かう土讃線もこのホームを使うが、当該路線は気動車。


5・6番のりばに停車中の快速マリンライナー(岡山行き)・特急いしづち(松山行き)。
予讃線・瀬戸大橋線は全て電化されており、特急列車はこのホームを使う様子。


7番のりばは予讃線の普通列車向けとなっている。


最も北隅にある8・9番のりば。高知方面の特急「しまんと」・寝台列車の「サンライズ瀬戸」が利用する。


(えきちゃん)いろんなれっちゃがいーっぱいみれて、わちゃわちゃする~
(れっちゃ)てつどうファンにしたら、ここはいちんちみてるだけでおなかいっぱいになるよね~。

関連施設


駅舎の2Fには、高知方面へ向かう観光列車「アンパンマン列車」にちなみ、こども向けスペースがある。


アンパンマンが運転士・ばいきんまんが客となっている駅名標付きベンチオブジェが、改札口寄りにある。


JR四国の旅行代理店である「ワーププラザ高松」。訪問時は正月休みだった。


JR四国のKIOSKは、本州のJR西日本と同様、全てセブンイレブンに鞍替えしている。
改札内のセブンイレブンはKIOSKそのものだが、みどりの窓口隣はお土産品を発売。


SHIKOKU ICOCAの利用エリアだが、自動販売機ではソレを含めた交通系ICカードが一切使えない。
うっかりJR西日本のノリで利用してしまうと、やや焦るかも。

駅の近所


高松港へ通じる駅周辺の様子。シンボルタワーをはじめとする観光施設が充実している。


連絡船うどん屋が休業中であるため、讃岐うどん専門店は駅隣の「めりけんや」で。


駅に隣接する形で高松駅前バスターミナルがあり、一般路線と高速バスの2つが混在している。


(えきちゃん)あ、あれは!わたしのせいめいのふるさと、JRしこくのほんしゃ!
(えき)せいちじゅんれい??

 瀬戸大橋が繋がる前は、高松駅に隣接する高松港経由で本州方面と連絡していたことから、古くから港町と行政機関を中心とした街づくりが行われてきた。高松の繁華街は琴電・瓦町駅側にあるものの、後に港町周辺の再開発に伴って都会化が進んでいる。

鉄道旅行

このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.