基本データ（無人駅）

駅名標

駅舎見学

駅舎内を眺める。以前は国鉄時代に造られた木造建築の駅舎だったが、火事で焼失。

新しく建てられた現在の駅舎には、九重町の発展に貢献した人物を紹介する史料館を併設している。

1番のりばから由布院・大分方面を眺める。2面2線の単式ホーム。

こちらは豊後森・日田方面。
2番線の隣（南側）に線路跡があり、そこが宮原線との分岐点になっていたものとみられる。

恵良駅から少し南に進み、国道210号との合流地点に近づくと、不自然に切断された盛土を見かける。
その部分こそが国鉄時代に存在した旧・宮原線。熊本県小国町まで結んでいた。

戦力外が通告された1981年の地点で、1日3往復程度しか運行されておらず、1970年代の地点で既に自動車交通に切り替わっていたことから、典型的な「盲腸線」による廃止路線だったといえる。廃線後は国道387号の線形改良・バイパス道路に転換されたが、一部は当時の鉄道移籍を残している。

駅の近所