E2A中国道 安佐SA 下り行き

上り行き(浜田・大阪方面)

訪問 2019年4月7日
作成 2019年4月9日


E2A中国道 安佐SA 下り行き

 安佐(あさ)SA下りは、広島市安佐北区の旧・安佐町に設置されているサービスエリア。浜田道を含めた中国横断道との重複区間にあり、三次・浜田方面⇔広島・北九州方面へ連絡する客が相応に存在することから、SAあるあるなサービス内容が一通り揃っている。

サービスエリアの情報

基本データ

       

E2A中国道を戸河内・山口方面へ向かわれる方へ


サービスエリアでは「当たり前」のはずのGSも、山口方面へ向かう場合は貴重な存在。

 この先にある広島北JCTでE2山陽道方面へ向かう場合は、広島市街・岡山・北九州方面いずれもガソリンスタンドが24時間営業で対応しているが、E2A中国道経由で山口方面を目指す場合、この先の休憩施設にはGSが設けられていない。うっかりココで通過してしまうと、ガス欠に遭う危険性が非常に高くなる(ETC2.0限定の途中退出サービスで賄う方法もあるが、IC先の下道にあるGSは、いずれも24時間営業を行っていない)


自分のマイカーも、残り目盛りが半分以上(注・満タンではない)なので美東SAまで余裕余裕~、なんて思っていたら、徳地インター付近で残り2目盛りになってしまい、危うくガス欠になりかけた。この先の中国道は、山口JCTまでアップダウンが極端に激しい山岳地帯を延々と走る。ナメて掛かると、後々問題になるので、ご注意を。

ハイウェイスタンプ


ハイウェイスタンプ(2019年4月7日訪問)

非常電話

施設見学


駐車場。上りと同様、駐車場の一角に休憩スペースが確保されている。
浜田・三次方面からの利用客に対応できるよう、駐車マスはかなり広く確保。


身障者P・二輪車P。この奥手に喫煙スペースが設けられている。


トイレ。豪雪地帯に配慮するため、ユキが入ってこないようにドアで仕切られている。


売店・食堂へ向かう正面玄関。これとは別にレストランコーナーへ向かうドアも含め、3カ所用意されている。


自動販売機コーナー
他の簡易SAと異なり、24時間営業に考慮するため、オートレストランのような形態にはなっていない。


他の中国道SAが軒並み営業縮小する中、ココのスナックコーナーは24時間営業。
その関係上、他の時間制限型SAと異なり、シャッターで仕切られていない。


2019年に訪問した当時はYショップだったが、後にレストラン廃止と共にセブンイレブンに鞍替え。
一応は政令市・広島にあることから、広島・島根みやげが充実する傾向にあり。


情報案内所も大佐SA以来、約130キロぶり。


スナックコーナー隣にあるドアから、後述の石畳を見学できるフリースペースに移動できる。ヤマメが飼われていた。

安佐SAあれこれ

安佐くだり名物「転石庭園」

参考文献:広島建設局20年のあゆみ
(「広島建設局20年のあゆみ」編集委員会・編/日本道路公団広島建設局/1989年発刊)


三次北ルート建設時に出てきた石ころを日本庭園っぽく積み上げたもの。まさに「アート」である。


石組施工説明図


石組庭園の一角に小規模の滝を設けることで、演出効果を狙っている。

 安佐SA下り方向の名物として、中国道を建設する際に出てきた巨大な石を斜面に埋め込み、石組庭園として活用しているところ。山の斜面を切り崩した際に、そのままでは景観上問題があると判断されたため、法面の保護と造園効果を踏まえた上で意図的に作られている。

安芸高田市の観光案内


もう安芸高田は通過したのに。

 SAの北寄り(入口付近)に、安芸高田市の観光ガイドマップが展示されている。しかしながら、中国道は既に安芸高田の領土を通過しており、どうして安佐SA下りに設けているのは不明。

本当は安佐SAが出来る予定では無かった?

 三次北ルートの建設において、当初は千代田JCTから旧・豊平町を直線的にトンネルで結んだ後、戸河内ICに到達する計画だったが、その区間の地盤がよろしくなかったため、現在のルートで中国道が作られている。もしも旧・豊平町を経由していた場合は、豊平SAという休憩施設が出来ていたかもしれない(サービスの内容は安佐SAと異なり、吉和SAのようなミニサイズ版になっていた可能性が高い)

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