有明海沿岸道路 上り行き(佐賀方面~三池港IC)

訪問 2023年3月19日
作成 2023年3月20日

走行記録

諸富IC~大野島IC


諸富(もろどみ)IC
佐賀市最東端の諸富インターから、再び有明沿岸道がスタート。


諸富インターから先は片側2車線区間が続く。
設計の都合によるもので、追越にゆとりがある唯一の区間。


大野島IC 1km


有明早津江川大橋(橋の長さ:854メートル)
筑後川最後の支流となる早津江川を渡る。
筑後川と早津江川の間に出来た浮島は、佐賀市側では「大詫間」と呼ばれる。


ここから福岡県
橋の途中で隣の福岡県へ。鹿島・白石から続いてきた、長い佐賀県とはお別れである。


大野島IC 500m
あたり一面、浮き島となっている大川市大野島地区の田園・集落を見渡せる。
奥手に、これから通る有明筑後川大橋と、並行する新田大橋が見える。


大野島IC


大野島IC 佐賀市大詫間地区はコチラへ。

大野島IC

大野島IC~大川中央IC


大野島インターから隣の大川中央インターまでは、2021年3月に開通。
前後区間が短距離で河川を渡るため、珍しく、諸富インターの寸前まで片側2車線が続く。


大川中央IC 1km 有明筑後川大橋(長さ:1,006メートル)

筑後川下流に誕生した巨大なアーチ橋を駆け抜ける。
この東側には、国鉄佐賀線の名物だった筑後川昇開橋が残されている。


車線減少 1km先


有明筑後川大橋を渡りきると、左手に大川市中心部が見えてくる。
かつては家具の産地として栄えたが、今では伝統工芸として細々と生き残る程度。


大川中央IC 340m 右側車線減少


大川中央IC


大川中央IC 大川市中心部はコチラから。

大川中央IC

大川中央IC~柳川西IC(一日平均利用数:約13,000台)


大川中央インターから、再び対面通行。
佐賀県側と違い、福岡県側の対面分離はカラーコーンをギッシリと詰め込んでいる。


高架区間が大川東インターまで続く。
大川市に入っても、パッと見では佐賀市区間のソレとあまり変わらない。


柳川西IC 3km 三橋IC 6km 大和北IC 10km
珍しく3段標識があるが、これは有沿道の事業路線である大川バイパス間の距離を指している。
大川バイパスの起点は徳益インターだが、ハーフで退出できないので、その先の大和北インターを案内。


柳川西IC 2km


大川東IC(大牟田方面の出入口のみ)
ココで大川東インターと合流。大川東~柳川西は有沿道初の開通区間。


盛土区間に入る。拡幅スペースや盛土に樹木を植えて、景観に配慮しているのが分かる。


柳川西IC 1km


福岡県柳川市(やながわ-し)
ここで国道208号現道と立体交差。


柳川西IC 500m


ホークスベースボールパーク筑後・筑後広域公園 出口


柳川西IC


柳川西IC 
柳川市街・筑後船小屋・久留米方面はコチラへ。

柳川西IC

柳川西IC~三橋IC(一日平均利用数:約14,000台)


三橋IC 2km
柳川西インターから先は高架構造になっており、この真下を一般道が並走している。


柳川東IC(大牟田方面の出入口のみ)
ここで進路が大きく南寄りに切り替わる。


三橋IC 1km


三橋IC 500m


三橋(みつはし)IC


三橋(みつはし)IC
柳川市三橋地区・みやま市(瀬高・山川方面)はコチラへ。

三橋IC

三橋IC~大和北IC(一日平均利用数:約19,000台)


三橋インターを過ぎたところで、佐賀県区間の鹿島市~小城・芦刈インターまで進んできた北ルートと正反対になる。


高架区間の真下を通る一般道沿線には、ショッピングモールなどのロードサイド店舗が集中している。
有沿道整備に合わせ、柳川市が主体となって西鉄柳川駅付近の再開発が実施された。


一般道と同じ高さに達するが、この真下を西鉄天神大牟田線が通過するため。
先ほど通ってきた柳川東インター付近でも西鉄を跨いでいる。


徳益IC(大牟田方面の出入口のみ)

地元客を中心に、ここから大牟田・荒尾・熊本方面へ向かうため、急激に流れが悪くなる。


大和北IC 2km


150m先 高圧線あり 上空注意
高圧線の前後区間は盛土になっており、ワザとアップダウンを作って接触防止に努めている。


大和北IC 1.4km


交通量が軽く2万台を突破するために車両をスムーズに流すことが出来ない。
本来の規制速度(60キロ)を大幅に下回る40~50キロとか当たり前。拡幅の必要性が出てきた。


大和北IC 500m


大和北IC


大和北IC 柳川市大和地区はコチラへ。

大和北IC

大和北IC~高田IC(一日平均利用数:約20,000台)


大和北インターで矢部川大橋に向かうべく、大きく左に旋回。


大和南IC(大牟田方面の出入口のみ)


対面通行が続くが、渋滞ギリギリの過密っぷりでウンザリ。4車線に拡大して欲しい。


高田IC 1km
矢部川大橋の部分を後から4車線整備しなくていいように、前後区間だけガス抜き程度の追越車線が復活する。


矢部川大橋
有沿道の目玉である矢部川大橋へ。地盤沈下が原因で開通寸前で修正工事を迫られたことがある。


福岡県みやま市


高田IC 200m この標識は正直、いるの?


高田IC
ここで左側車線がオフランプとなって消えてしまう。


高田IC みやま市高田地区はコチラへ。

高田IC

高田IC~大牟田北IC(一日平均利用数:約20,000~23,000台)


デコボコが激しく、亀裂部分にアスファルトを流し込んだ跡が残るなど、かなり不安定。宿命だろう。


アップダウンの激しい凹凸まがいな道路が続く。


有明フェリー(長州港) 20km


島原へ行く場合は、三池港ICから国道389号経由で向かい、長洲町にある有明フェリーを使う方が早いように見える。しかし、船の待機・乗船時間やそこまでのアクセス手段・時間を勘案すると、実のところは「フェリーの方が若干有利」という程度の次元に過ぎない(国道207号→諫早湾干拓道路でショートカットした上で雲仙・島原を目指すよりかは早いものの、それでも劇的な短縮に貢献できるかは微妙)。この辺はお好みで。


クリークのヨコを通りながら有沿道は大牟田へ。追越車線が無いも同然であるため、常に旅行速度はかなり遅い。


黒崎インター付近で再び南寄りにルートが変わる。


黒崎IC(大牟田方面の出入口のみ)


大牟田北IC 3km 健老IC 4km 大牟田IC 6km


黒崎インターの前後区間は溜め池になっているため、入口と出口が異なる場所に跨がって作られている。


福岡県大牟田市(おおむた-し)
福岡県最南端で工業都市の大牟田へ。有沿道のグランドフィナーレが近づく。


大牟田北IC 2km


大牟田北IC 1,500m


大牟田北インターまでの道中で左側車線が出現するが、あくまでもオフランプ扱いなので、実質「役立たず」。
ちゃんと晴れていれば、起点の鹿島市で薄らと見えた雲仙普賢岳が、終点間際で再び一望できる。


大牟田北IC 1km


大牟田北IC 500m


大牟田北IC ここで左側車線が消える。


大牟田北IC
新大牟田駅・E3九州道・南関・山鹿方面はコチラへ。

大牟田北IC

 

大牟田北IC~健老IC(一日平均利用数:約26,000台)


大牟田北インターから先は再び対面通行。本当に流れが悪い。


健老IC 500m


堂面川を渡る健昭橋を渡る。これを抜けるとスグに健老インター。


健老(けんろう)IC


健老(けんろう)IC
健老町地区(エコタウン大牟田など)はコチラへ。

健老IC

健老IC~大牟田IC(一日平均利用数:約23,000台)


大牟田IC 2km


三井精錬など、健老町地区の工場地帯は高架構造+フェンスで覆われている。


大牟田川を高架橋で渡る。海面が近いためか、橋脚はかなり高めに設計されているようだ。


大牟田IC 200m


大牟田IC


大牟田IC
大牟田市役所・三池港倶楽部・イオンモール大牟田はコチラへ。

大牟田IC

大牟田IC~三池港IC(一日平均利用数:約16,500台)


左手に諏訪公園を眺めながら、いよいよ最後の区間へ。三池港までの区間は2012年に延伸した。


諏訪川橋の手前で大牟田インターからのオンランプが迫るが、対面通行の絡みで合流は先になる。


諏訪川橋は最初から片側2車線で整備されているものの、前後区間が対面通行なので「仮」供用となっている。


三池港IC 1km
諏訪川橋の先で、やっと大牟田インターからの車線と合流。


三池港IC 500m
奥手に三池港周辺の工業団地が見えてくる。まもなく有沿道の起点。


三池港IC 有明海沿岸道路ここまで
本線が上下線で大きく分離する形で自動車専用道が終了。
三池港・ボタ山の前で、長き有明海沿岸の旅は終わりを告げる。


三池港IC
三池港(世界遺産を含む)・荒尾・熊本方面はコチラから。
佐賀県側から走ってきた有沿道は、ひとまずココで終了する。

三池港IC

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