E1A新名神 上り行き(大津JCT~甲賀土山IC)

訪問 2021年9月12日
作成 2021年10月2日

走行記録

大津JCT~信楽IC(一日平均利用数:約49,000台)


[7]大津JCT ここから新名神本線
大津連絡線からの流れで、そのまま伊勢志摩・名古屋方面の新名神がスタート。


ここから法定速度(時速120キロ)
ここで大津連絡線からの速度規制が終了。
理論上は時速120キロまでトバしても余裕で走行できるのが新名神。


2023年度の一本化や交通量増大などに対処すべく、コンスタントに拡幅工事が実施。
元々、片側3車線分の敷地が確保されているため、一部を除いて拡幅は簡単。


滋賀県栗東市(りっとう-し)
市街地があるのは名神・びわ湖沿いで、新名神側は南端の山沿いをかすめる程度。


金勝山トンネル(長さ:3,840メートル) ハイウェイラジオトンネル内
長さが約3.8kmにも達する大関級のトンネル。


大津JCT~亀山西JCTまでのトンネルは、最初から片側3車線の幅員で作られている。
そのため、拡幅時は単に区画線を変えるだけでよく、2車線のままでもかなり広々。


神戸~大津の時と同様、新名神は傾斜角度を極力抑えているため、トンネルも意図的に長くなり気味。
金勝山トンネルは約3.8kmもあるが、他の高速道路と違い、出口までの到達はそんなに苦にならない。


近江大鳥橋(橋の長さ:495メートル)
トリのような形をしたエクストラドーズド橋。新名神を象徴する大掛かりな斜張橋である。


滋賀県甲賀市(こうか-し)


上下線が大きく分離され、高低差が付いている。
右側の石は、トンネルを掘ってる最中に出てきた岩を流用してるらしい。


近江大橋を境に、拡幅スペースが左側路肩から中央分離帯のある右側に切り替わる。
一部の橋梁は右側車線の拡幅に対応できるよう、もう1車線分空けている。


信楽インター付近まで下り坂を延々と走る。下り方向と異なり、上りはやや傾斜角度が大きい。


下り方向となる大阪・神戸方面側は傾斜角度を出来るだけ抑えるために、信楽インター付近から最大2.0%の範囲内で坂道を作っている。一方、上り方向となる伊勢志摩・名古屋方面側は、下り坂の勢いに任せればいいため、ココだけ傾斜角度が少し大きく作られており、多少のスピード超過も時速120キロ以内で収まるように工夫されている。


信楽IC 2km


信楽IC 1km
信楽インターの1km手前で、上下線で異なっていた高低差が同一になる。


信楽IC 500m 伊賀市は甲南インターより


[6]信楽(しがらき)IC 甲賀市信楽地区はコチラへ。

[6] 信楽IC

信楽IC~甲南IC・PA(一日平均利用数:約46,000台)


信楽インターの東側入口ランプにある高架橋。訪問時は拡幅工事を行っていた。


甲南IC・PAまで?分 甲賀土山ICまで?分 四日市JCTまで45分
拝啓、E1A新名神。取りあえず栗東・金勝山付近のミッションはクリアですね。


甲南IC・PA 4km 甲賀土山IC 15km 名古屋 90km 伊勢 111km


甲南PA 4km 土山SA 18km
大津~亀山西にある2つの休憩施設は、いずれも3セク運営。


甲南IC・PA 3.9km  PA利用後は甲南インターへは出られません


甲南インターはPA→ICの利用ができないため、図形標識も一方通行を伺わせる案内。


甲南トンネル(長さ:2,560メートル)
甲賀市の旧・甲南町内を通るトンネル。新名神の仕様上、ココも約2.6kmと、結構長い。


造りとしては先程の金勝山トンネル同様、出口までずっと下り坂+右カーブが続いている。
2021年の訪問時は区画線の見直しが行われておらず、片側2車線縛りだった。


甲南IC・PA 1km PA利用後はインターへは出られません


杉谷川橋(橋の長さ:453メートル)
この橋梁は、設計段階では片側2車線分しか確保されていない。
そのため、改めて橋梁の一部を増築し、道路幅員の拡大化工事を実施する。


甲南IC・PA 500m PA利用後はインターへは出られません


甲南IC・PA 300m PA利用後は甲南インターへは出られません


[5]甲南(こうなん)IC・PA PA利用後はインターへは出られません


PA利用後はインターへは出られません
甲南インターとPAまでは、分岐寸前まで進路変更に規制が掛かる告知標識を大量に設置している。


[5]甲南(こうなん)IC・PA PA利用後はインターへは出られません
甲賀市甲南地区・伊賀市方面は左折。PA・伊勢志摩・名古屋方面は直進しよう。

[5] 甲南IC・PA

甲南IC~甲賀土山IC(一日平均利用数:約43,000台)


甲南インターの東側入口にある橋梁。先程と違い、ココは片側3車線分で設計。


拝啓、E1A新名神。いよいよNEXCO西日本管理区間では最後の線区となりましたね。


甲賀土山IC 9km 亀山西JCT 23km
[E1A新名神] 名古屋 84km [他社線] 伊勢 105km

甲賀土山インターより東側の案内は、全て他社線に帰属している。


高野・ 池田高架橋
田園地帯が広がる甲南地区を高架構造で結ぶ。
ココも片側2車線で整備されているが、後から増設できるように勘案されている。


後から増改築をするのが困難な橋梁に関しては、最初から片側3車線分の幅員で建設しておき、逆に比較的増設が簡単なものに関しては、予算の許す範囲内で出来るだけ片側3車線、難しければ片側2車線分で様子見しているフシがみられる。


高野・池田高架橋は、ぜんぶ足すと約2km近くにも達する。
この高架下ではJR草津線や伊賀市方面へ向かう主要道とも立体交差。


高野・池田高架橋を過ぎた先でゴルフボールよけ。道路の北側にゴルフ場がある。


ゴルフよけの先で、中央分離帯を活用した車線拡幅が実施されていた。
前後の橋梁で、最初から片側3車線で整備されている場所ほど、拡幅を優先する様子。


車間距離確認区間(設計速度120キロ)


ハイウェイラジオ甲賀 NEXCO西日本管内では最後のハイラジ。


甲賀土山IC 2km


右手の中央分離帯に不自然な盛土があり、草が生い茂っている。
この部分は拡幅が割と簡単であるため、近いうちに3車線化するだろう。


甲賀土山IC 1km


甲賀土山IC 500m


[4]甲賀土山(こうか-つちやま)IC


[4]甲賀土山(こうか-つちやま)IC
甲賀市(甲賀地区・土山地区)・日野町方面はコチラへ。


(すべて他社線経由)
[E1A新名神]  土山SA 3km 鈴鹿SIC・PA 21km
[他社線] 亀山SIC・PA 24km 御在所SA 39km


西日本高速道路(NEXCO西日本)管理区間ここまで
南は沖縄・那覇、本土では九州・中四国・関西から続いてきた西日本会社線は、ココで終わりを告げる。

[4] 甲賀土山IC

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