E34長崎道 インターチェンジめぐり

作成 2020年1月12日
更新 2020年6月26日

インターチェンジ一覧

[1] 鳥栖IC


E34長崎道(E3九州道・E34大分道) 鳥栖IC

 鳥栖JCTに隣接するインターチェンジ。開通当初はE3九州道・熊本方面の連絡しか出来なかったため、実質・E3九州道のインターチェンジのように扱われていたが、E34長崎道(九州横断道)の延伸で正式にE34長崎道の所属となった。国道3号と国道34号との接続を勘案した結果、第1出入口・第2出入口でそれぞれ異なる場所に料金所がある。

[2] 東脊振IC


E34長崎道(九州横断道) 東脊振IC

 佐賀県吉野ヶ里町に設置されている。吉野ヶ里歴史公園(遺跡)は、接続する国道385号を南下すれば、おおよそ5分程度で到着。神埼市・大川市方面へのアクセスにはココが最も早い。東脊振トンネル、及び、坂本峠を経由する旧道を利用すれば、背振山地の北に位置する福岡県那珂川市に向かうことが出来るが、あまりオススメ出来るルートとは言いがたい。

[3] 佐賀大和IC


E34長崎道(九州横断道) 佐賀大和IC

 佐賀市中心部に最も近いインターチェンジ。開業当初は旧・佐賀市の郊外に位置する佐賀郡大和町に立地していたため、「佐賀大和」という名称になった(一足お先に開業した東北道・大和ICとの重複回避も理由の一つ)。南に進めば佐賀市中心街を経て佐賀空港に至るが、北に進むと三瀬峠(福岡市早良区方面)に向えることから、距離が相当あるのに三瀬トンネル有料道路の予告標識が設置されている。

[3-1] 小城スマートIC


E34長崎道 小城スマートIC

 佐賀県小城市の旧・小城町に設置されたスマートインター。既存の小城PAを改築している。ココから小城地区の中心街は数分程度の距離だが、訪問当時は「お察し下さい」な場所が。上りと下りで出入口の場所が異なる。

[4] 多久IC


E34長崎道(九州横断道) 多久IC

 多久市にあるインターチェンジ。接続する国道203号は、地域高規格道路「佐賀唐津道路」の一部を成しており、唐津方面に分岐してまもなく、佐賀県道路公社が管理する有料道路・厳木多久道路(自動車専用道路)と繋がっている。佐賀県南と県北を結ぶ重要な乗り換えポイントとなっている。

 2023年4月3日より、九州では初となるETC専用のインターに変更された。

[5] 武雄北方IC


E34長崎道(九州横断道) 武雄北方IC

 佐賀県武雄市に設置されているインターチェンジ。武雄北方という名称は、合併前の旧・武雄市と旧・北方町がインター内を跨いでいたため。1991年にE34長崎道が多良見まで直通する前までは、佐賀県側の謎論理である「九州横断道」名義で開業していた。補助標識で伊万里方面の案内もあるが、加えて白石町・鹿島市方面の最寄りインターにもなっている。

[7] 嬉野IC


E34長崎道 嬉野IC

 佐賀県嬉野市に設置されたインターであり、同県最南端。嬉野温泉最寄りインターであり、近所に西九州新幹線・嬉野温泉駅がある。上り方向の場合は、武雄JCTに隣接する武雄南インターで退出できないことを強調する案内がある。接続する主要地方道を西に進むと、短距離で隣の長崎県内に入る(波佐見町・佐世保市三川内地区最寄り)。

[8] 東そのぎIC


E34長崎道 東そのぎIC

 東彼杵町に設置されている、長崎県区間のE34長崎道では最初となるインターチェンジ。山の頂上に高速本線があるため、そこから麓へは急激な坂道と大きなカーブを繰り返すという、長崎道では異例な構造をもつ。県南から県北(佐世保・ハウステンボス・松浦方面)へは、ココから国道205号経由で向かうのが一般的で、将来的には地域高規格道路・東彼杵道路と接続する見込み。

[9] 大村IC


E34長崎道 大村IC

 1982年に長崎県区間で最初に開通した、当時の最北端だったインターチェンジ。接続する国道・主要道を中継する形で、海に浮かぶ長崎空港へ直行できる便利な場所。以前の下り方向出口標識は近くの跨線橋にぶら下げて設置していたため、標識があまりに高すぎて可読が難しかった。後に落下対策として低い場所に移設。

[9-1] 木場スマートIC


E34長崎道 木場スマートIC

 大村市中心部からやや南に離れた木場地区に設置されており、長崎県では唯一のスマートインター。下りは木場PAと一体的に整備されており、対称的に上りは本線直結型のETC専用出入口があるだけ。木場PAに併設されたスマートインターは、最初から南寄りの場所に作られており、スマートインターから休憩施設の利用ができないよう、完全な一方通行で作られている。

 元々は大村市とNEXCO西日本との協定で、近くにある国立病院機構・長崎医療センターへ緊急搬送できるようにしていたモノで、後に一般も利用できるよう、大村市の自腹でスマートインターを誘致した経緯がある。

[10] 諫早IC


E34長崎道・島原道路 諫早IC

 諫早市の中心地に位置し、島原半島方面へのアクセスに最も近い。接続する国道34号は、時間帯問わずに激しい渋滞が生じているため、緩和策として地域高規格道路・島原道路と直結させ、分散させている。

[11] 長崎多良見IC


E34長崎道・E96長崎バイパス 長崎多良見IC

 長崎市中里町地区と、諫早市と合併する前の旧・多良見町に跨がるインターチェンジ。E96長崎バイパスと接続しており、1990年の一本化ではバイパスと連絡する形で、擬似的にE34長崎道全線開通と見なされていた。

 以前は本線上に料金所が設置されていたため、料金所の直前でランプウェイと本線をダイレクトに繋ぐよう、そのまま大きく直角カーブで対処していた。ごく僅かに当時の名残がある他は、芒塚・長崎インター延伸に合わせて改築されたため、跡形が無くなっている。E96長崎バイパスとE34長崎道が完全に分離された2004年以降は、単に「多良見インター」と呼ばれることが多くなった。

[12] 長崎芒塚IC


E34長崎道 長崎芒塚IC

 旧・長崎街道における最後の難所・日見峠の東長崎地区寄りに設置されたインターチェンジ。地形の都合上、最初から佐賀・福岡方面の出入口に限定しているが、長崎方面の連絡には、国道34号日見バイパスを使って連絡する方が圧倒的に便利なので、芒塚インターのハーフ状は妥当。

[13] 長崎IC


E34長崎道・E34ながさき出島道路 長崎IC

 2004年に多良見~長崎の延伸で実現した、本当のE34長崎道終点。周辺は山だらけで何もなく、いわゆる茂木港がある東シナ海寄りに近い。長崎南環状線・E34ながさき出島道路と繋がっており、ココから別のバイパス道路を経由する形で市街地に向かう。グラバー邸・大浦天主堂・稲佐山は、このインターから向かう方が近い。

[E34] 長崎道

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