西鉄天神大牟田線 西鉄柳川駅

訪問 2020年11月25日
作成 2023年2月1日


西鉄天神大牟田線 西鉄柳川駅

 西鉄柳川(にしてつ-やながわ)駅は、福岡県柳川市三橋町下百町に設置されている、西鉄天神大牟田線の駅。1987年までは当駅の南寄りに国鉄佐賀線・筑後柳河駅が設けられていたことから、区別する意味で西鉄柳川駅と名乗っており、佐賀線の廃線後も名称を変えずに現在に至る。

駅の情報

基本データ

         

駅名標

施設見学


駅舎内を眺める。現在の西鉄柳川駅は2015年にリニューアルしたもので、それ以前は地上駅だった。


地上駅時代の施設である西鉄からたち名店街。
現在は柳川市観光案内所と、ごく一部の店舗が入居する程度。


新駅舎の1F部分には、西鉄ステーションサービス系統のローソンがある。


駅の高架化に併せて東西自由通路が整備され、東口ロータリーからのアクセスも改善されている。


自動券売機は合計3基。うち1基は、おとな用nimoca定期券の購入が可能。


改札口を眺める。出入口あわせて、それぞれ3基分確保されている。
入口の右側には西鉄バスで通勤する客向けの定期券うりばがある。


駅舎は大きく建て替えられたが、その先のホームへ通じる跨線橋は従来のまま。


3番のりばから大牟田方面を眺める。2面4線の島式ホーム。


こちらは久留米・福岡天神方面。特急停車駅ながら、ホームがやや狭い。


普通列車は脇の1・4番線から発車し、真ん中の2・3番線は特急・急行列車が使用する。
緩急接続の意味合いが強く、特急が発車してスグ、普通が発車する運行形態となっている。


当駅の南側に柳川車両基地があり、複雑な分岐線がハッキリと目に見える。
これだけ見ると複線のように見えるが、スグに単線に逆戻りしてしまう。

駅の近所


西口に設けられた西鉄バスの停留場。柳川市中心部・大川方面はここから発車する。


東口は例のルートインと、再開発事業によって誕生した新興住宅地が広がる。


駅前にはウナギ屋(せいろ蒸し)があり、柳川の郷土料理を楽しめる。

 西鉄柳川駅という駅名ではあるものの、2005年の大合併前までは、柳川市に隣接する旧・三橋町に当駅があり、駅名と住所が一致しない状態が続いていた。現在でも柳川市中心部へは西鉄バスなどで向かう必要があり、徒歩で柳川の街並みを散策する場合は、それなりの覚悟が必要。駅前再開発事業に伴い、東口では新興住宅地やロードサイド店舗の拡充で都市化が進んでいる。

<<[T38] 矢加部駅 [T] 天神大牟田線 [T40] 徳益駅>>

このサイトは管理人・hiroによって運営されています。
Copyright (C) hiro all rights reserved.