山陽本線 河内駅

訪問 2021年11月15日
作成 2023年5月27日


山陽本線 河内駅

 河内(こうち)駅は、広島県東広島市河内町中河内に設置されている、山陽本線の駅。東広島市と合併する前の旧・河内町最寄り駅である。

駅の情報

基本データ(無人駅)

  

駅名標


当線区に割り当てられたラインカラーは「緑」だが、駅名標はJR西日本標準の「青」が採用されている。

施設見学


駅構内を眺める。駅舎に入って右手に待合席がある。
簡易式の改札機がポツンと突っ立っている。


2018年3月までは、みどりの窓口が設置されていた。
廃止後は壁で堅く覆われているが、窓口があったことを促す看板はそのまま残されている。


券売機は標準タイプのみ。他駅にありがちな、定期券・みどりの券売機は設置されていない。


2021年訪問当時は、専用のICOCAチャージ機があったが、節約を理由に機能停止。
券売機でICOCAへのチャージが可能であるため、そちらに役割を委ねている。


1番のりばから、西条・広島方面を眺める。2面3線の単式+島式ホーム。
そちらへは改札を出て、右折した先にある跨線橋で連絡する。


こちらは三原・糸崎・尾道方面。駅の前後は、やや急傾斜な坂道が続いている。
奥手にチラッと、地域高規格道路・フライトロードの広島空港大橋が見える。


地元民によるシティ電車(広島シティネットワーク)の三原延伸を促す決起看板が残されていた。
(スマイコちゃん)延伸どころか、ダイヤ見直しで1時間1本まで減らされてるがな……。

駅の近所


(スマイコ)「こうち」言うても、坂本龍馬やお城なんかありませんでー。
(イコちゃん)その「高知」ちゃうわ!

 駅前に旧・河内町の市街地が密集している。山越えで迂回する当線区の山陽本線は、やや急傾斜な坂道が続いているため、過去には重大アクシデントが発生している(有名なのは1931年1月の急行列車脱線事故)。また、手前の本郷駅と当駅との間は12.3kmも離れており、上郡駅~三石駅の12.8kmに次ぐ長さを誇る。

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