小野田線(本山支線) 長門本山駅

訪問 2019年9月1日
作成 2023年7月12日


小野田線(本山支線) 長門本山駅

 長門本山(ながと-もとやま)駅は、山口県山陽小野田市小野田に設置されている、小野田線(本山支線)の駅。本山支線における終点駅である

駅の情報

基本データ(無人駅)

駅名標

施設見学


駅施設を眺める。駅舎はなく、屋根付きの木製ロングシートがあるのみ。


本山支線は手前の浜河内駅も含め、1日3往復しかない「超」過疎路線。
朝7時台2本・夜6時台1本で運航終了であり、いつ廃線になってもおかしくない。


ホームから雀田・宇部新川・小野田方面を眺める。1面1線の単式ホーム(棒線)。
以前は物資輸送などを行っていたため、もう1線分の空き地が確保されている。


小野田線(本山支線)・終点
周防灘に面した写真の場所で、本山支線は終点。電線も車止めの前でキッパリと途切れる。

駅の近所

 今では謎とも言える棒線で、誰が使うのか疑問視するほどの秘境駅となっているが、かつては本山炭鉱から石炭を運ぶ目的から設立されたものであり、戦前は石炭輸送として重要な駅として活用されていた。哀愁漂う末端駅だが、閉山後は近隣の海沿いを中心に海浜公園が整備され、第二の活路を歩んでいる。


鉄道での訪問は絶望的に困難であり、基本的には自動車か、もしくは駅前に停まる路線バス(こちらは1時間1本程度確保)で来駅するしか手段がない。いずれにしても廃線待ったなしの「空気」である。

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