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佐世保線
作成 2019年11月28日
佐世保線(させぼせん)は、佐賀県杵島郡江北町を起点に、佐賀県武雄市・西松浦郡有田町を経て、長崎県佐世保市に至る鉄道路線。このうち、起点駅となる江北駅から武雄温泉駅までの区間は、西九州新幹線の当面活用区間となっており、リレー方式の特急車両で凌いでいる。
1897年の開業当時は、現在の江北~早岐が九州鉄道長崎線とされており、1909年の国鉄移管の際に佐世保線に鞍替えさせられた。
スペック情報
- 九州旅客鉄道(JR九州)が定める路線名:佐世保線
- 鉄道路線の種類:在来線・地方交通線
- 鉄道ラインカラー:緑
- 実延長距離:48.8km
- 起点:佐賀県杵島郡江北町(江北駅)
- 終点:長崎県佐世保市(佐世保駅)
- 主な通過点:佐賀県武雄市・西松浦郡有田町
- 線路の幅:1,067mm(狭軌)
- 線路の種類:
(複線)大町駅~高橋駅
(単線)それ以外の線区
- 電化方式:
架空電車線方式 / 交流20,000V・60Hz
- 閉塞方式:単線自動閉塞式
- 最高速度:時速95キロ
- 最初に開業した日:1895年5月5日(山口駅~武雄駅)
※旧・九州鉄道会社による整備。山口駅は現在の江北駅、武雄駅は現在の武雄温泉駅。佐賀駅からの延伸扱い。
- 最後に開業した日:1898年1月20日(早岐駅~佐世保駅)
佐世保線を走る列車
優等列車
- 783系(みどり&ハウステンボス)
- 787系(リレーかもめ・みどり)
- 883系・885系(リレーかもめ)
※西九州新幹線開業後にされた振り子型列車。
普通列車
- 415系・817系(江北駅~早岐駅。長崎本線からの乗り入れ)
- YC1系(早岐駅~佐世保駅。大村線からの乗り入れ)
佐世保線あれこれ
早岐―佐世保は「特急券いらず」
早岐駅と佐世保駅の間は、特急券なしで両駅を連絡することが出来る。これは2018年のダイヤ見直しで、普通列車の本数が大幅に削減されたことに対する救済措置の観点から追加されたもの。早岐と佐世保の道中にある大塔・日宇の2駅には停まらないため、実質的には「快速」と同じ動きをする。
SUGOCAは使えません
2022年9月現在では、佐世保線の全駅でSUGOCAなどの交通系ICカードは一切利用できない。但し、2024年度に佐世保線の全ての停車駅で交通系ICカードの利用が可能になる予定(エリア跨ぎは不可・佐賀県・長崎県の自腹)。
駅舎訪問
江北~武雄温泉(西九州新幹線当面活用区間)
武雄温泉~早岐・佐世保
接続する他の路線
- 長崎本線(西九州新幹線当面活用区間)
江北駅で接続する、有明海沿いを走る幹線。新幹線誘致のことで色々と揉めている。
- 大村線
起点の早岐から隣のハウステンボス駅までは、特急ハウステンボス号が走る影響で電化区間。一応、長崎県北と県南を結ぶ大動脈である。
JR九州レポート
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